うらあきば.じぇいぴ~ > 二次元 > レビュー
オトコノ娘による禁断のオナニー解説書「ゆっくりしていってね」が11月20日の発売以来、売れ続けている。版元であるコアマガジンも、これほど部数が伸びるとは予測できなかったためか、現在ネット書店のみならずリアル店舗でも、ほぼその姿を消そうとしている。
教師が「聖職者なのにぃ」と淫らに悶えるシーンを見ると「ふざけんな」という気分になる。教師なんて本人以外は誰も聖職者だなんて思っていない。「セイント~あぁ主よ、教え子達に堕とされた私をお許しください~」のヒロインはシスターにして教師……本物の聖職者だ。凌辱し甲斐がある。
心理学的に研究するというと大げさだが、精神科医のヒロインは「何故痴漢がなくならないのか?」についていろいろ考察している。主人公は、精神科医に痴漢されて、なし崩し的に研究を手伝うことになる。研究と言っても痴漢しまくるだけなのが「痴女~あんたも共犯よ」という物語。
男の束縛や干渉がウザいという女の子の話を聞くが……寝取られモノ全盛の昨今、ウザがられるくらい束縛して干渉しないと大変なことになるようで……「腐った果実」も、婚約者が油断しているうちに、元彼にして彼女の趣味をよく知り、かつて女の悦びを教えた男の影が忍び寄る。
「年齢=彼女いない歴」なのを自嘲気味に話せる年もすぎ、俺のモテ期はどこいった状態の人に安堵と生きる(?)気力を与えてくれるのが「まかぱらっ! ~あの世でめちゃモテ~」。モテ期というのは死んでから来ることもあるようだ。しかもそのモテっぷりがハンパじゃない!