罪人を拷問するように責めるのが由緒正しい日本のSMだろ

サド侯爵やマゾッホの小説が翻訳されて急にSMプレイが行われるようになったとは考えがたい。捕縛術として発達した荒縄を使ったり石抱きなどの拷問を模したプレイはちょんまげの時代から行われていたと思われる。緊縛に関しては日本から海外に輸出された性文化だと思うのだが……。

SM博物館昭和初期には緊縛の春画が流行したり、伊藤晴雨の活動した時代を考えると、昭和のSM文化というのは見えてくるのだが、大正、明治の日本のSM事情というのはよく分からない。北斎や歌麿に緊縛絵があるらしいのだが、本当にあるのか……見たことがない。

キーワード: SM

2014年04月26日 20時20分