妹の従卒を寝取る姉。愛憎渦巻くエルフ軍姉妹の禁断の遊び

謹厳実直、軍幹部として働く姉のアルベルタ。妹のリーゼは放蕩癖がある軍のアイドル。リーゼが従卒とセックスしているのを見てしまったアルベルタはそれまで抑えていた性欲を見苦しいまでに暴走させてしまう。「エルフ軍の姉妹~麗しき禁断の遊び~」は男の娘の従卒を姉妹で……。

「指輪物語」でも「ロードス島戦記」でもいいのだが、エルフ(特にハイエルフ)という種族は孤高の存在である。ごく一握りの男(英雄)だけが、彼女たちと時間を共有できる幸運を得る。燃え上がるような恋愛感情が芽生えたとしても、人間の一生はエルフにとってはあまりに短すぎる。それでも英雄はエルフを惹きつけ、エルフは慈愛に満ちた目で英雄を見守る。気高く悠久の時を生きるエルフと太く短く人生を生き急ぐ英雄との恋は、美しい物語となる。

ところがである。エルフ同士となるとどうやら様子が違うらしい。アルベルタとリーゼの姉妹の持つ奔放さ、淫靡さは人間のそれと変わらない。人間以上かもしれない。リーゼは従卒との関係を持っている。女の子にしか見えない外見のシュテラは、リーゼに求められるままに性的な奉仕を提供し、リーゼはシュテラによってもたらされる快感を楽しんでいる。アルベルタはそんな2人の様子を見てしまったせいで、それまで全く意識していなかった異性との交わりを強烈に意識するようになっていく。指で自らを慰めるという行為だけでは我慢できなくなったアルベルタは、とうとう……。

■妹のものだった男の娘を犯すという快感に目覚めてしまった姉
情報下士官であるリーゼが遠出しているときを狙って、アルベルタは妹の恋人であるシュテラにちょっかいを出し始める。最初は「一緒に風呂に入って身体を洗え」とモーションをかけ、抑えきれなくなった肉欲の虜となり、シュテラのモノを口で愛する行為を覚え、ついには逆レイプして、自らの処女の部分にシュテラのモノを受け入れる。破瓜の血を流し痛そうにしているアルベルタをシュテラが気遣っても「こんなところで抜かれてたまるか」と腰を振りたてるのであるから、なんともすさまじい話である。

アルベルタは妹の恋人を奪ったことで堕ちた。「リーゼからシュテラを奪ってしまいたい」という願望が心を支配し、「お前はもう、わたしのものなのだ……わたしの愛だけ、受け入れてくれればいい」と自分を女にしてくれた妹の恋人への独占欲を覚え始める。行われた行為だけを見れば、アルベルタがシュテラを犯したのであるが、そこは処女だった女、自分の初めての男に恋焦がれていく。恋愛に疎いアルベルタは「どうして夢中になるんだろう」と自分の感情を持て余しつつも一度覚えてしまった肉欲を抑えることはできないようになっていた。

■寝取ったつもりが……妹が耳元でささやく驚愕の要求とは!?
結局、アルベルタはリーゼが留守のときを狙って、シュテラとの関係を続けようとする。しかし、アルベルタが望んだ妹の目を盗んだ密かな関係はあっさりと破綻する。一度、シュテラに主導権を委ね受身のセックスで絶頂したアルベルタが、いつものように上にまたがり二度目の絶頂を楽しもうとしていたとき、リーゼにその行為を見つかってしまう。妹の恋人を寝取っているという後ろめたさはもちろんあったのだろうが、肉欲に取りつかれたアルベルタは腰の動きを止めることができない。「バカにしてるの? あたしなんてどうでもいいって思ってるから、腰を振るのを止めないの?」という妹の罵声を浴びながら、絶頂してしまうのである。

果てたあと、肉欲から解放されたアルベルタは、謝罪の言葉を繰り返す。これまで妹の奔放さを非難する立場にあった姉である。妹の恋人を寝取り、しかもその現場を妹に見られ、こともあろうに目の前で絶頂してしまったのであるから、姉のプライドは既にズタズタである。「なんでもする。どうにでもしていいから許してくれないか」と請う姉に対して、妹は恋人を寝取られた憎しみをぶつけるのではなく、こう切り出す。「姉妹だから許すも許さないもないよ。その代りやりたいことがあるんだけど」。その後、妹が耳元でささやいた「やりたいこと」の中身に姉のアルベルタは……我が耳を疑った。

エルフ軍の姉妹~麗しき禁断の遊び~
ブランドおとこの娘倶楽部
発売日2010年6月18日
価格1890円
(c)おとこの娘倶楽部

キーワード: 姉妹, ファンタジー, ,

2010年06月18日 13時38分