なぜ犯すのか? 答えが出るまで犯して犯して犯しまくれ!

わるきゅーれの代表作「レイプ!レイプ!レイプ!」の流れをくむ「プレイ!プレイ!プレイ!」という作品が登場する。ただただ女を犯し続けるのは「レイプ!」と同じ。犯している理由は主人公にもプレイヤーにも分からなくなるまで、処女を奪い恐怖におびえる女に中出しし続ける。

プレイ!プレイ!プレイ!カミュの小説「異邦人」に登場するムルソーは「なぜ人を殺したのか?」という問いに対して「それは太陽が眩しかったから」と答えた。論理性は消失し、刹那的な衝動に支配された不条理の世界に生きるよりなかった男(論理)の破たんが描かれている。「プレイ!プレイ!プレイ!」の主人公、各務誠司もあることをきっかけに刹那的な衝動に支配された世界に生きることになる。裕福な家庭に生まれ育ち、容姿も頭脳も申し分ない。女性にもモテ、許嫁までいる。すべてが順調で順調すぎるがゆえに「人生が、とことん退屈で仕方ない」。そんな想いが狂気へと結びついたきっかけはママンの死ではなく、路地裏で見たある光景だった。

■泣き叫び絶望した少女の白い肢体が青年を狂気のレイプ魔にする
ある日、誠司は路地裏でレイプされている少女を見る。薄暗い路地裏、セーラー服を着た少女は道に組み伏せられ、抵抗が空しいことを既に知りつつある。後ろから少女を貫く男に憐憫はなく、ただ少女の穴で快楽を得るためだけに行為を続ける。セーラー服を破り捨てられても喘ぎながら涙を流し続けるだけの少女。誠司は助けることも逃げ出すこともできず、ただ目の前で繰り広げられている行為に見入ってしまうのである。誠司はレイプされる少女の姿に勃起していた。怯え助けを求める少女と誠司の目が合った。誠司は動かない。男が少女の膣穴に精を放つと同時に、自らのものも爆ぜるほどに、強烈に興奮していたのだ。

レイプ男はセック鈴木と名乗り、眼前で繰り広げられていた行為はAVの撮影だと説明する。さらには「君もAV男優にならないか?」と誘い18人の少女たちの名前が書かれたリストを誠司に渡したのである。退屈な生に倦んでいた青年は、女を犯し、今、目の前で繰り広げられていた生を実感できる光景を再現することを決意する。最初の犠牲者は目黒レニというお嬢様学院に通う女の子。最初に見たレイプ現場を再現するかのように、路地裏に彼女を引きずりこみ、小雨降る路上でその処女を奪う。泣き、叫び、抵抗し、許しを乞う女の体に精を放った瞬間から誠司は「女を犯す」=「生を実感する」、レイプ魔になっていく。

■家庭教師、妹、許嫁、外国人、腐女子、アイドル声優まで犯しまくる
レイプ魔となった主人公は手あたり次第に女たちを犯し始める。家庭教師の那々原杏奈を恥辱にまみれた方法で犯し、実の妹である真琴が寝ているところを襲う。許嫁の九道美緒にいたっては最も屈辱的なタイミングと方法でその処女を奪ってみせる。女を犯すことに悦びを感じ、生きているという手ごたえをつかむために行われる誠司のレイプは、狙われた女性が羞恥にまみれ屈辱に泣き叫ぶ方法によって行われていく。そんなプレイ(遊び)感覚のレイプにプレイヤーは嗜虐心を刺激されていくことになる。

さまざまなシチュエーションでのレイプがこのあとも続く。聖職者であるシスターを冒涜し、訪問販売の女を玄関で犯し、失恋したばかりの少女を路上で襲うなんてことも。ただ精を放つことが目的であったレイプは、手慣れてくることにより技巧的になり、緊縛や羞恥責めなども加わり始める。外国人を犯し、腐女子を犯し、なぜかデブともやるし、アイドル声優やニュースキャスターなんていう花形商売の女まで組み敷くことに成功する。誠司に「なぜ女を犯すのか?」と問うと、なんて答えるのか……その答えは、プレイヤーが見つけ出していくことになる。


プレイ!プレイ!プレイ!
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ブランドわるきゅ~れ
発売日DL版2010年4月9日/パッケージ版2010年4月16日
価格DL版2415円/パッケージ版2625円
(c)わるきゅ~れ

2010年03月26日 23時48分