したくなったら即告訴。勝訴したら和姦が成立するSEX裁判!?

したくなったら即告訴。裁判に勝ったら裁判所命令で2時間以内に和姦成立という恐ろしい世の中を描いたsofthouse-sealの「Hしたい娘を見つけた時の××裁判 ~俺の性欲、君の子宮に届け~」。うらやましいんだかうらやましくないんだか……弁が立つかどうかで判断が分かれそう。

Hしたい娘を見つけた時の××裁判 ~俺の性欲、君の子宮に届け~性犯罪が増加するのは「相手が納得せずに襲い掛かるから、嫌がるわけであり、議論しあって納得し合えばよいのではないか?」というおそろしく短絡的な結論に至った社会。性行為したい一定の年齢以上の相手がいたら、その場で自らの理論を相手にぶつけ、 相手が反論できず打ち負かされたら、SEXしてもよいという突発的性行為訴訟法、 通称「SEX裁判制度」が施行された。
突発的性行為訴訟法
(目的)
この条例は、健全な男女の性行為の意思を確立することを目的とする。
(条例)
第一条、この条例は、規定年齢に達した男女全てに適応される。
第二条、この条例は、いかなる場所で適用され、拒否する事は出来ない。
第三条、何人も、相手の意思を無視し、危害を加えることを禁止する。
第四条、性行為を要求し、相手に拒否された際、性行為を要求した者は己が判断で速やかに『SEX裁判』の申請の手続き行うものとする。
第五条、『SEX裁判』を要求された者は、己が選定した弁護士を一名、雇う事を許可する。
第六条、『SEX裁判』で性行為の許可申請が降りた際、被告は規定時間以内は原告との性行為を拒否する事が出来ない。
第七条、上記項目に違反した場合、特別管理委員会に身柄を拘束される。

■伝説のSEX裁判弁護士の周りにはセックス好きの処女がいっぱい
主人公の長月博人は、SEX裁判での勝率が高い弁護士。強引な論旨の展開と場当たり的な理屈……早い話が屁理屈を積み上げて相手を煙に巻く口喧嘩タイプ。日本の法律下で弁護士をしているとおそらく一度も勝てないに違いないが、この世界でSEX裁判の弁護に関しては「伝説」になっているほどの凄腕なのだ。なんてたって、弟子入り志願の女の子、小早川菖蒲が「師匠~~~」と押しかけてくるほどの人気弁護士なのである。この巨乳でお頭もお股も相当緩い(ゲームスタート時では処女だが……)女の子はもうすぐSEX裁判適応の年齢になるため、「このままではすぐにSEX裁判を申し込まれ負けてしまう」と主人公に弟子入りするのだが、弟子入りしなかった方が処女膜の付いている期間は長かったかも。弟子入り数分後には指でイカされちゃってるもんw

ほかにも、主人公に恋心を抱くも主人公があちらこちらで女と関係を持ちまくるので焼き餅を焼きっぱなしの幼馴染みの同居人にしてこれまた超一流の弁護士でもある葛城凛。主人公を自分の婿にしようと狙う大金持ちのお嬢様、城ヶ崎玲奈。主人公の初SEX裁判の被告にしてオナニー経験もないのに道端で処女を散らされてしまった陸上選手のボクっ娘、東條翼。
大岡越前守が大好きで裁判中は時代劇調の台詞回しになってしまうという困ったSEX裁判官の七海ののかなど魅力的なヒロインがたくさん登場する。しかも、登場するヒロインはそろいもそろって主人公のことが好きなのでSEX裁判なんて必要ない、上手く誘えば簡単に落ちる状態なのだがこの世界ではとにもかくにもSEX裁判でSEX合意が決まり……みたいだ。

■セックスの合意を求めるのではなく、気持ちいいかどうかを争う?
それでは、SEX裁判の実例を見てみよう。原告は長月博人。弁護も自分で行い、助手に小早川菖蒲を指名。被告は城ヶ崎玲奈。弁護は葛城凛。裁判官は七海ののか。まずは告訴事由を述べる冒頭陳述。「城ヶ崎玲奈さんの美しさに心を奪われ、今もこうして、城ヶ崎さんのことを思うと、胸が張り裂けんばかりの思いをしております。自分の男性器であれば、城ヶ崎さんを満足させる事が可能であり、私は彼女と性行為を持って、彼女と親密になりたいと思いました」。
最初から滅茶苦茶である。SEXの合意を取り付けるための裁判のはずなのに争点は、「城ヶ崎さんを満足させられるか否か」にすり替わっている。もっとも、被告は「んもぅ……ヒロトったら、わたくしにSEX裁判なんて遠回しなことをしなくても、いつでもエッチして差し上げますのに……」と証言しているので争うまでもなくセックスには同意はしているのだが。

これに対する反対尋問が、このあり得ない争点に何の違和感もなくのっかって「博人、あなたは自分の男性器に自信があるようですが、本当に彼女を満足させる事が可能でしょうか……? そこをハッキリさせていただかない事には、原告側の求めに応じるわけにはいきません」。裁判官まで「ふむ……確かに処女を満足させるには、それ相応の技術が必要となるのは、これまでに大きな論点となっている」。
この狂った裁判は淡々と進んでいく。つまり、気持ちよいセックスを提供できることを立証する責任が原告にはある……ようだ。中年のオヤジがキャバ嬢を口説くのに「俺のセックスすごいんだぁぁぁ」と息巻いているのと同じことが裁判の形式で繰り広げられる。この馬鹿しさはすばらしい。

■処女でもセックスすると気持ちいいのかを真剣に争う大馬鹿裁判
ですが……私の愛撫を持ってすれば、どんな女性でも女性器を十分にほぐす事が可能であり性行為が初めての相手でも満足させられると判断させていただきます」。言葉づかいこそ丁寧だが、まさにキャバ嬢口説きトークだ。だが、そこはエロゲ。処女の女をイカせられる実証にと被告弁護人である葛城凛を指で処女なのに潮吹き状態にして第一関門クリア。
挿入時の破瓜の痛みで相手を満足させる事が出来ないと、弁護側は判断します!」という反論にも、かつて主人公に処女を捧げた東條翼を証人喚問し「いえ? 博人さんは優しくしてくれて、痛みは全然ありませんでしたよ?」と証言させ、「激しい運動をしている人は、処女膜が破れ痛みもかなり緩和される事があると聞き及びます」という再反論には、身近にいた処女、小早川菖蒲とセックスして処女膜があっても気持ち良くなれることを実証してみせる。

エロゲ的にはいろんな女の子のエッチシーンが見られてOKなのであるが……これを持って「被告・城ヶ崎玲奈は、現時刻より2時間以内に原告・長月博人と性行為を行う事」という裁判所命令が下されるのは、あまりに突拍子もないし、SEXの合意を争う裁判の最中にほかの女性とのセックスが証拠になるという滅茶苦茶さは……最初は戸惑うが次第に次はどんな無茶振りしてくるのか、と癖になる。SEX裁判制度が導入されて何年も経った世界の話なので、性に対するモラルとか感覚が現代社会とは全く違っているのかもしれない。

すべての発言を却下したい超馬鹿エロ裁判! 5 TENGA
エロゲ的に重要な課題である「処女は感じるのか否か」という問題を「処女だって感じるしイク」と立証してみせるなど、そういうお馬鹿な話を真面目な台詞回しで議論しているのがだんだん面白くなってくる作品である。個人的には主人公に弟子入りしたばかりに指マンで初アクメさせられるし、裁判に勝つために騎乗位で処女を散らされちゃうしとある意味かわいそうで、エロゲ的にはおいしいキャラ、小早川菖蒲が大のお気に入りだったりする。本文でも裁判中の選択肢などで小早川菖蒲のエロシーンを見たいがためにルート選択されていることをお詫びしたいw

Hしたい娘を見つけた時の××裁判
~俺の性欲、君の子宮に届け~
ブランドsofthouse-seal
発売日2009年10月23日
価格DL版1995円/パッケージ版2100円
(c)softhouse-seal

キーワード: イチャラブ

2009年10月21日 14時11分