淫乱な姉や妹が欲しくなるエロマンガ「彼女の啼き声」

セキグチヒロキの初単行本「彼女の啼き声」は姉と弟、兄と妹などの近親相姦ネタが多く収録されたエロマンガだ。どの話でも基本的にエロいのは女の方で、妹が兄を、姉が弟を誘惑する羨ましい状況が描かれる。こんな淫乱な姉や妹が欲しくなっちゃう一冊だぞ!


■淫乱な姉、淫乱な妹って最高すぎる
近親相姦なんてめずらしくもないエロマンガの世界でも、特に多く描かれるのが姉と弟の、兄と妹の近親セックスだ。
彼女の啼き声」の中でも姉や妹が大活躍するのだが、どちらにしても女の側が淫乱だという点がいい。
ただし、それだけ「姉弟なのにこんなのだめだよぅ!」みたいな背徳感が薄くなってしまう面もある。
このあたりは同じ近親スキーの中でも好みが分かれるところかもしれないが。

姉に関しては「股間をぶつけた弟のチンポチェックをする姉」や「生意気な弟にオシオキと称してエロいたずらをする姉」などが描かれる。
最初は責めていた姉が、チンポ挿入を境に受けに回るというパターンはエロいが、少々ワンパターンに感じられる部分も感じられた。

体育の授業中に股間をぶつけた弟に対し、治療と称してチンポチェックするエロ姉。一応恥らってはいるが、結局エッチしたくて堪らなかった姉は「ち○ぽ汁おなかに注がれてうれしいですぅ」状態


妹サイドも負けてはいない。
「兄の留守中に部屋に入って兄の机で常習オナニー、即バレするする妹」や、「モテる兄から女を遠ざけようとヘビを使ったら、服の中はおろかマ○コにまで侵入されちゃう妹」など、ざっと説明しただけでも変態度の高さがうかがい知れるというものだ。

「兄×妹」の話では、エロすぎるい妹に対して兄がオシオキと称してエロい行為を行っていく。
「姉×弟」とは逆パターンだが、喜んでオシオキされてしまう妹の淫乱度はやはり高い。
ヘビがマ○コに侵入しているのも、本当は喜んでるんじゃないか?


■ノスタルジックな雰囲気の作品も…
彼女の啼き声」には近親相姦モノの話以外にもいくつかの短編が収録されており、短編集のような構成になっている。
発単行本化にあたって収録された作品は、古いものになると2年前のものもあるため、作品によっては古臭いとも取れるような絵柄のものもある。

ただし、良家のお嬢様と庭師による禁断の肉体関係や、遠く離れた実家に帰らなければならない大学生と、彼が住むアパートの大家の娘との関係など、ノスタルジーを感じさせる作品が収録されているため、好意的に捉えるとその古臭さがマッチしていると言えなくもない。


絵はうまいが表現力がもっと欲しい 抜ける度数 2 TENGA
セキグチヒロキの描く絵はうまいが、まだ不安定なところが多いように感じられる。
「治療と称してチンポチェックするエロ姉」で掲載したサンプル画像2枚を見ても、表情が違う同一人物というより、人物そのものが違っている印象を受けてしまう。
ストーリーにも少し単調な展開が見られる。ただ、彼が描く「もっと冒険したストーリー」はぜひ見てみたいぞ。



彼女の啼き声
著者セキグチヒロキ
出版エンジェル出版
発売日2009年3月17日
価格980円

キーワード: 淫乱, ,

2009年04月08日 23時15分