ネトゲから始まる欲望の解放劇OVA『元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?』6月27日発売!

2025年6月27日、ピンクパイナップルより待望の新作OVA『元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?』がついにリリースされる。本作は、だにまる先生が描く人気同人誌を原作とし、ありふれた社会人女性の「性」と「孤独」に焦点を当てたリアリスティックな恋愛エロスが、アニメーションとして新たに命を吹き込まれている。「元カレとはできなかったセックス」を、なぜ今、他人に許すのか? その答えは、きっとこの作品の中にある。

主人公・みあの「元カレとはできなかった」セックスという重たいキーワードに込められた性と心の葛藤は、単なるエロスではなく、ひとりの女性としての解放劇として描かれている。アニメ版では、原作の繊細な心理描写や性的表現をそのままに、アニメーションスタジオ・セブンによる丁寧な映像美で、より濃密に、より深く心に迫る。監督は斉進斉出。キャラクターの呼吸すら感じさせる演出で、みあの心の揺れを余すところなく描き出す。

元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?
Pinkpineapple公式サイト

■共感と背徳が交差する“セックスレス”のリアル

仕事を終え、缶ビール片手にネトゲを楽しむ。そんな何気ない日常を送る“みあ”。しかし、その裏には、長年にわたる“セックスレス”という深いフラストレーションが横たわっている。誰かに聞いてほしい、でも誰にも言えない。そんなジレンマのなか、彼女は同じく恋人と破局したネトゲ友達“ナベ”と深夜のチャットを重ねるうちに、心の隙間と欲望の裂け目を見せてしまう。エロ自撮り、オナニー実況、そしてオフパコの約束。それは背徳ではなく、彼女自身を取り戻すための選択だった。

本作の主役・みあを演じるのは、実力派声優の一ノ宮葵。甘さと危うさを絶妙に織り交ぜながら、寂しさに裏打ちされた“みあ”の感情をしっかりと演じきっている。特に、エロ自撮りや自慰実況シーンでの喘ぎと、ふと我に返った時の戸惑いの声のギャップは、視聴者の心をぐっと掴む。また、“ナベ”役の志藤春道も、頼れる男友達の顔と、欲望に正直な男の顔を切り替える巧みな演技で物語を支える。

■抑え込んだ感情があふれる“オナニー実況”の破壊力

この作品で最も印象的なのは、みあが“ナベ”に向けて行うオナニー実況シーンだ。カメラ越しに「こうすれば喜んでくれるかな…?」と試行錯誤しながらも、段々と自分自身が快感に溺れていく姿は、生々しいのにどこか切なく、視聴者の心にもじんわりと染み込む。音声演出や息遣いのリアリティも秀逸で、みあの孤独と性欲、そして自己肯定感の回復が静かに交錯する名場面となっている。見終えた後は、ただ抜くだけでなく「誰かと繋がるってこういうことなんだ」と、しみじみとした幸福感に包まれる。

女性の欲求不満や性の自覚、そしてそれを肯定してくれる存在との出会いによって、自分を取り戻していく物語だ。視聴者は、みあの「今この瞬間を生きたい」という感情に静かに共感しながら、最後には「自分の欲望を恥じなくていいんだ」と肯定された気持ちになれるはずだ。まさに、“性”のなかに優しさと救いを見出せる作品。『元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?』は、そうした深層的な幸福をもたらす一作である。発売日である6月27日、あなた自身の“みあ”と出会ってみてほしい。

元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?
ブランドピンクパイナップル
発売日2025/06/27
監督斉進斉出
原作だにまるstudio「元カレとはできなかったセックスしてもいいですか?」
STAFF協力:株式会社ジーオーティー アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン 製作:ピンクパイナップル
時間30分
CASTみあ:一ノ宮葵 ナベ:志藤春道
ジャンル 新作  予約受付中  コミック原作  巨乳  痴女・淫乱 
©2025 だにまる/ピンクパイナップル

2025年06月27日 12時00分 PC版へ

...