2025年8月29日（金）、アニメ界に衝撃と狂気をもたらした“搾精病棟”シリーズが、ついに最終巻となる第10巻「アマミヤオオツカ編」でその幕を下ろす。原作は、同人ゲーム界隈で熱狂的支持を得た“搾精研究所”による伝説のCG集『搾精病棟 ～性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活～』。過激な設定とエッジの効いたキャラクター描写で話題をさらった本作は、OVA化以降も独自の世界観と圧倒的ビジュアル表現で多くのファンを虜にしてきた。
■「5・9・6・3！ごくろうさぁああああん！」怒涛のラストスパート
その頂点にして終着点となる今作『搾精病棟 THE ANIMATION 第10巻 ～アマミヤオオツカ編～』は、これまでの集大成であり、物語の“狂気”を極限まで引き上げた最終章。ジャケットイラストは監督・キャラデザも務める荒木英樹による描き下ろし。アニメーション制作はアニメーションスタジオ・セブン、製作はもちろんピンクパイナップルだ。
・搾精病棟 THE ANIMATION 第10巻 ～アマミヤオオツカ編～
・Pinkpineapple公式サイト
■シリーズの狂気を象徴する、女医×体育会系ナースの異色コンビ
“搾精病棟”の舞台は性格最悪のナースしかいないことで有名な病院。癖の強いナースたちによる様々な“処置”で、その魂すらも奪われかねない壮絶な“入院生活”が繰り広げられてきた。そして今、物語はクライマックスへ…。第10巻に登場するのは、これまで以上に破天荒で規格外の最終コンビ。ひとりは、オオツカ。全身筋肉質な巨躯の体育会系ナースで、処置には全力投球だが“経験不足”という爆弾を抱える。もうひとりは、シリーズ屈指の異端者にして今回のキーマンであるアマミヤ先生。医師であり博士であり、病棟の常識を打ち砕くマッドサイエンティスト。騒音まがいの大声と圧の強さでヤマダの最後の精を搾り取る。物語は、彼女たちの異常な“研究”を中心に加速度的に展開していく。
■終わると思っていた地獄に、さらなる地獄が待っていた…！
長く続いた“射精管理生活”も、ようやく終わりが見えてきた…。そう思ったのも束の間。主人公・ヤマダの前に現れたのは、かつてないインパクトを誇る二人組。命令に忠実なオオツカによる“処置”は、技術不足が災いして何度も失敗。それに業を煮やしたアマミヤ先生が、自らの“秘技”を用いてヤマダのサンプルを強制採取する。しかもその採取結果から発見されたのは、未知の奇病。アマミヤ先生は研究の名のもと、ヤマダを研究室へと拉致。さらなる搾精を目論み、オオツカと共に快楽と狂気の実験を繰り広げる。かくしてヤマダの“悪夢”は、最終巻にして最高濃度の“精液地獄”へと突入するのだった…。
■鬼才・荒木英樹が監督・脚本・作画監督を兼任！
本作の核心を握るのは、シリーズ全体の統括も務めてきた荒木英樹。本巻でも、脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・作画監督のすべてを一手に担い、その濃密かつ狂気じみた世界観を描き切っている。アニメーション制作は信頼のアニメーションスタジオ・セブン。ピンクパイナップルによる全面プロデュースのもと、シリーズの有終を飾るにふさわしいクオリティが約束されている。
さらに、キャストも豪華布陣。狂気の女医・アマミヤ役には、圧巻の存在感を放つ大花どん。不器用な一生懸命ナース・オオツカ役には、肉感と情熱を込めたももぞの薫。さらに、シリーズの重要人物タチバナ役に未来羽、主人公ヤマダには安定の吾妻信一が再び登場。シリーズファンにはたまらない布陣が、最終巻にふさわしい“濃厚すぎる”演技を届けてくれるだろう。
■完結への感謝と期待！“地獄の射精管理生活”はまだ終わらない
シリーズを通じて一貫して描かれてきたのは、「3時間に一回は射精しないと睾丸に激痛が走る」という奇病に翻弄される一人の男の悲哀、そしてそれを取り巻く女たちの欲望。“性格最悪”を極めたナースたちと、精液という名のエネルギーを巡る戦いは、時に滑稽で、時に残酷で、時に背徳的でさえあった。そして第10巻、ついに「アマミヤオオツカ編」をもって、物語は終焉を迎える。だが、それは同時に新たな“再視聴”のはじまりでもある。改めて過去のナースたちの“搾精技”を見直しながら、ヤマダという男の“受難”と“興奮”を味わい直すには絶好のタイミングだ。
2025年06月13日 12時00分 PC版へ