Hシーンは総受身！少女たちに主導権を握られる「犬」になれ！

恥辱も、屈辱も、痛みも、苦しみもすべてを悦びに換え、完全なる「犬」になってしまえ!! 「少女連鎖 ～淫猥少女・年上青年連続絶頂責め～」は、絶対者である幼い少女に従属する悦びを倒錯的に描いたADV。可憐な少女たちに肉体的にも精神的にも弄ばれる快感を存分に楽しめるぞ！

■お、値段以上の家庭教師。
今回レビューするタイトルは「少女連鎖 ～淫猥少女・年上青年連続絶頂責め～」。サブタイトルでどんな内容か丸分かりだが、一言で言うと「美少女に支配されるゲーム」。

主人公の名前は丹取彰宏（にとり・あきひろ）。
なんだか家具を売ってくれそうな名前だが、職業は家庭教師。ウィルシステムという派遣センターに所属しており、立派な屋敷に住んでいるある令嬢の家庭教師をするために派遣されることになった。

というわけで、この娘が教え子になる鹿神まゆら（かがみ・まゆら）ちゃん。
ノースリーブのブラウスに、光沢のある黒の長手袋という、暑いのか寒いのかよく分からない恰好だが、脇の下がチラリと見えていてかなりエロイ！　「お嬢ちゃん、ちょっとバンザイしてみようか？」と言ってみたくなるが、ひとまず家庭教師の職務を果たすことにしよう。

しばらく勉強を見てあげていると、唐突にこんなことを訊いてきた。
まゆら：「先生って、童貞でしょ？」

戸惑っていると立て続けに、こうも続けます。
まゆら：「女の子とエッチしたことないでしょ？」
まゆら：「隠したってわかるんだよ。先生のおちんちんからは、青臭い精液の匂いしかしないもん」
まゆら：「女の子の膣内（なか）に一度も挿入（い）れた事無くて、いつも想像して自分でおちんちん擦ってるのね」
人によってはハートをエグられるような質問を浴びせかけてきた。
……少なくとも私は大ダメージを受けました。ライフがゼロになりそう。

まゆら：「一日何回くらいオナニーしてるの、先生？」
やむことのないまゆらちゃんの質問責め。

近くに控えるメイド・早紀坂由梨江（さきさか・ゆりえ）に止めるように助けを求めるが、彼女もまた「お嬢様の質問に答えるように」と言うのみ。この場の異常さを感じ取り部屋を出て行こうとするも、身体がガクガクと震え足に力が入らない。どうやら、飲み物として出された紅茶にしびれ薬が入っていた模様。そしてズボンを脱がされ、メイドさんにペニスを掴まれてしまうのだった。

（ニトリ、おまえブリーフ派だったのか!?　たしかに下着ごしに触る場合はブリーフのほうが気持ちがイイのは間違いないが……。）変なところが気になってしまった。薬を盛られていないハズなのに、先ほどの童貞追求に動揺しすぎたせいだろうか？

そうこうしているうちに、由梨江のペニス責めにより射精寸前まで追い込まれてしまう。そして、まゆらちゃんのことを「まゆら様」と呼ぶように促され、おまけに先ほど答えていなかった「先生、童貞でしょ？」の質問に答えるようにと強制される。
主人公が童貞であるのは態度を見れば一目瞭然なのに、あえて自分の口から言わせる屈辱！　コレが言葉責めといういうヤツなのか？　なんというドSっぷり、まゆら……恐ろしい子!!
快楽に支配され、意識が朦朧としている主人公にあらがう術はない。女性経験のないことを白状すると共に、爆発するように射精してしまうのだった!!

メイドさんに股間を刺激される様子を、お嬢様に見つめられながら、童貞告白をさせられるという3連鎖！　ファイヤー!!　相当屈辱的な状況だが、興奮すること間違いナシのシチュエーション。実際、主人公も「すごい……こんなに沢山射精（で）たの、生まれて初めてだ……。」と言っている。

その後、脱力状態の主人公は身体を×字型に手足を開いた姿で、仰向けに固定されてしまう。何をされるのか不安になっていると、まゆら様が「怖がらなくてもいいわよ。先生の童貞を捨てさせてあげる」とのたまうのだった。

そこに現れたのは、ほぼ全裸の少女・鈴本恵美（すずもと・えみ）。彼女は処女で、まゆら様は処女と童貞、初めて同士のHが見たいというのだ。抵抗するも、結局は恵美の膣内に中出ししてしまう。

■ローヤルゼリーに匹敵する栄養価！
拘束を解かれた後、最後の仕上げをするのはまゆら様。
「先生、お口をあーんして」と口を開かせようとしてきます。すっかり逆らう気力をなくした主人公は何をするのかと思いつつも、素直に口を開くことに。

まゆら：「どう？　まゆらの唾おいしいでしょ」
と唾を飲ませようとしてきたのだった。SMプレイの中では比較的ポピュラーなプレイの「唾液飲ませ」だが、美少女ゲームで描かれるのはかなり珍しい。それに美少女の唾液と言うのは、きっと甘くておいしいものなのだろう。実際、味わったことないから知らないが……。ただ、主人公も「目の前の女の子から注がれるものが汚いとはどうしても思えなくて。だから、吐き出したり拒んだりしちゃいけないような……。」と心情を語っている。

そして最後にこう言うのだった。
まゆら：「これで先生はまゆらのものよ」
今のキスは誓いの儀式であると。これは自分の体液を相手の身体の中へ入れるというマーキングのような、ある意味非常に動物的な行為。そのせいか、作中でもかなり生々しく興奮度の高いシーンになっているのだ。

自分でも気付いていなかった性癖を暴かれてしまった主人公は、まゆら様の魔性に魅入られてしまい、恐れを抱きつつも家庭教師として屋敷へと通うことに。

■少女支配者君臨AVGの真髄！

本作は、絶対者である幼い少女に従属する――その悦びを倒錯的に描くことをテーマにしているので、どのヒロインとエンディングを迎えようとも主人公が「支配される立場」である事実は変わりない。ただ同時に、どんな結末であっても主人公がとても幸せそうだったのが印象的。

物語の途中から、主人公は支配されることに喜びを見出しているので、当然と言えば当然だが、最終的には各ヒロインがそれぞれ違った形で、主人公に対する愛情を見せてくれという点が個人的に気に入った。

かなりハードな描写がありつつも、後味が良いタイプのストーリーなので、ガチで女性に支配されたいというM男さんから、女性にリードされるというシチュエーションにちょっとだけ興味があるというビギナーの方まで、幅広くオススメできる作品といえる。

最後にどうでもいいことを1つ。初めて鹿神まゆら様の名前を最初に見た時のこと、名字の鹿という字を魔だと見間違えてしまい、しばらく彼女の名前を魔神まゆら（まじん・まゆら）だと勘違いしていました。……だって魔性の少女って紹介に書いてあったし、実際プレイしてみると神として崇めたくなるようなナニかが、彼女にはあるからだ！

少女連鎖 ～淫猥少女・年上青年連続絶頂責め～
ブランド	ZERO
発売日	2007年2月23日
価格（税込）	2,366円
(C) ZERO

2014年10月08日 12時41分