恋はウダウダするのが楽しい!?看護学校のバカ百合カップル♪

恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、恋の苦しみほどうれしいものはなく、恋に苦しむほど幸福なことはない。「その花びらにくちづけを 天使たちの春恋」は、看護学校を舞台にした青文字系花びら第2弾。世話焼き少女とクールなボクっ娘のマジメな恋に萌え~。

■恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである
恋愛中のカップルは、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願うもの。そして、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態も恋愛の一部といえる。その花びらにくちづけを 天使たちの春恋」は、恋愛中の百合カップルの揺れ動く心理が細かく描写され、プレイし終わると、悩み苦しみ歓喜する二人を見守る親心が芽生えてくる。「愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は幸福とはいかなるものであるかを知らない」。そして、自分は本当の恋愛をしてきたのか自問自答し、経験者はそのときの高揚した自分を振り返って恥ずかしくなり、未経験者は自分が初恋を経ていないことを後悔する。しかし、未経験者は落ち込むことはない。人は一度だけ心から恋をするものだからだ。それが初恋というものだ。

■恋愛が与えうる最大の幸福は愛する人の手をはじめて握ること
看護学院に入学した片倉優乃は、おっとりとするも女らしい性格。そして、クラスメイトにして同室の石神 皐の世話焼きに燃えていた。皐は看護学院を主席入学した天才ではあるものの、空気を読まない性格や、生活能力が極端に低い……一種の変人だったのだ。それ以降、まるでできた姉が生活能力のない妹の世話をするような関係に、優乃は充実した日々を送っていたのだが……。いわゆる素直クールな物怖じしない不思議ちゃんである皐は、一人称は「ボク」で、常に少年の様な口調で話す。食べることに興味はなかったが、優乃の手作り料理に餌付けされてしまい、周囲の視線もなんのそので、ストレートに愛情表現してくるようになっていった。「ボクは君に友情を超えた感情を持っている。いや、それは愛情と言っても差し支えない」。そんな突然の皐の告白に、優乃は……。

■皐さまに触れていただき……わたしは皐さまの魅力の虜です
「あっ、な、何だか、皐さまの手つきが……ひゃあんっ、どこを触ってらっしゃ……ぁんっ?」。入学式の前日、桜の木の上から自分を見下ろす皐に一目惚れした優乃が皐の告白を拒否するはずはない。皐は想いが通じ合っことを確認し、「据え膳は皿まで食え」という家訓を実行に移す。ベッドの上、横たわる優乃に寄り添いキスをしながら股間を指愛撫する皐。身もだえる優乃は、その気もちよさと幸せの絶頂を迎える。こうして晴れて結ばれた二人は、バカップルと呼ばれるほど、熱々ぶりを周囲に見せつけることになる。しかし、「恋愛は試練」という言葉どおり、一筋縄にはいかないのが、恋という熱病の妙味なのだ。

その花びらにくちづけを 天使たちの春恋
ブランドゆりんゆりん
発売日2013年8月30日
価格DL版/2,300円(税込)、パッケージ版/2,625円(税込)
(C) 2013 ゆりんゆりん

キーワード: 百合, 学園

2013年10月04日 12時25分