婚約者がいるのに……どうして……「私、こんなの知らないっ…!!」

平凡なサラリーマンである主人公・浅尾雅晴は、恋人である工藤さやかと付き合ってから早6年が経とうとしており、“結婚” の2文字が頭の中で日増しに大きくなっていた。さやかへの愛情は今もなお強く、「結婚するならさやかしかいない!」 と思っている雅晴だが……。マリッジブルー「婚約者がいるのに、どうしてこんな男に……」第一話 「私、こんなの知らないっ…!!」は、結婚を控えた婚約者の揺れる心の隙間につけこむ男たちよって奪われてしまう寝取られ劇。

プラトニックな恋愛の末、さやかとの結婚を決めた雅晴。雅晴は、雅晴の姉である浅尾美里と、大学時代の先輩・金子隆次の二人がウェディングプランナーとして働いている結婚式場で結婚式を挙げることとなる。隆次は、二人が所属していた演劇サークルの部長で、自ら脚本・主演を務めていた。当時から女癖が悪く、サークルの女性はほとんど隆次と関係を持っていたという噂がまことしやかに流れていた。家は大手結婚式場チェーンを経営する社長の一族で、子供の頃から何不自由なく育ってきたため、世の中のほとんどのことは自分の思い通りになると思っている。卒業後は父親の会社に就職し、自分から望んで現場で式場スタッフとして働いている。ウェディングプランナーとしての経験も実績も十分で、他のスタッフからの信頼も厚い。しかしその裏では、結婚前の不安定な花嫁の心に付け入り何人も食い物にしてきた。隆次は、雅晴の仕事の都合などでさやかが一人で相談に来た時などに、着々とその毒牙を伸ばしていく。一方で、式の準備と仕事に追われながらも、さやかに支えられ、雅晴は幸せな日々を送っていた。そんな折、急な仕事によって、式の打ち合わせに行けなくなってしまう。一人、式の打ち合わせに向かった婚約者の心配をしながらも、幸せな未来のため、目の前の仕事に打ち込む雅晴。しかし、その頃、淫靡な光で照らされたベットの上で、ヌメり輝く逞しい隆次の男根が、さやかの艶かしい肢体に忘れられぬ快楽を刻みつけていたのだ。

マリッジブルー「婚約者がいるのに、どうしてこんな男に……」第一話 「私、こんなの知らないっ…!!」

2013年03月22日 17時06分