かわいい巨木の精霊と幼なじみたちが主人公を巡って濃厚ラブバトル

MILKCROWNの新作「イブキノキセキ ~琥珀の思い出の中で精霊は夢を見る~」は、樹の精霊木錬を巡って繰り広げられるADV。「らぶKISS!アンカー ~あなたのキスでつかまえて~」の原画を担当した「もりたん」が描く幼なみじや木錬たちは、かわいらしくて繊細で可憐。そして、かわいいだけではなく、主人公のためなら濃厚なエッチもへっちゃらなのだ。公式サイトにてマスターアップが告知され、5月25日の発売が決定したぞ。

僕らが通っていた学校には大きな樹があった。 そして、“彼女”はその巨木の精霊だった。昔の話だ。 丘の上、学校の裏手に大きな樹があった。そこで不思議な少女と出会った。 その少女は自分のことを “いぶき” と言った。枝から落ちそうになった俺を、まるで空を飛ぶような身の軽さで助けてくれた。その後、仲良くなった俺たちは学校の裏庭で度々出会うようになり、幼いながらもいつしかお互いに惹かれ合っていった。そんなある日、ちょっとした事件が起きた。都市計画に沿って大規模な再開発が行われることになり、俺も含め周辺に住んでいた人々は皆、住み慣れた土地から離れることを余儀なくされてしまった。引越しを終え、新しい土地に落ち着いた俺は、少女の行方を捜した。しかし、再び会いたいという願いは、叶えられることは無かった。……時は流れ、そんな過去の出来事をすっかり忘れてしまった頃、通学のため俺は懐かしい町へと戻った。かつての幼なじみたちと集まり、思い出の場所を訪ねて回っていた時だった。学校の跡地、校舎の脇にあった巨木が姿を消していた。再開発のため切り倒されたのだろうか。 満たされない、奇妙な感情が俺たちの胸に渦巻く。翌朝、丘の上、かつて通っていた学校の脇に生えていたはずの巨木が、そこに生えていた。そして、その巨木の枝の上には、一人の少女の姿があった。俺の姿を認め、少女はつぶやいた。「あ、広幹…… やっと来たんだ……」。

イブキノキセキ ~琥珀の思い出の中で精霊は夢を見る~

キーワード: 幼なじみ, 萌え

2012年05月16日 13時03分