腐敗した教育現場が教師の中に眠っていた真っ黒な欲望に火をつけた

虜囚」「虜縛」に続き、鬼才“広崎悠意”が織りなす背徳指導SLGの世界に新たな傑作が加わった。「虜讐~女学生調教~」は、学園を舞台に地下、体育館倉庫、校庭などさまざまな場所で繰り広げられる背徳の調教劇。品行方正な少女を穢し、狂わせ、カラダの隅々まで染め上げろ! 

理想を抱き、教師の職に就いた「高森燐」。しかし、すぐに現実に打ちのめされ、無気力で淡々と教本を読み上げるだけの教師へと変わっていった。ある日、そんな彼を無邪気に慕う水泳部の教え子が、部活中の事故に遭い、頭を打って死んだ。しかしそれは、いじめの結果であることを彼は知る。その事実は緘口令が敷かれ、隠蔽されてしまった。半ば教育現場に絶望気味な教師のたった一つの希望だった女子学生を死に追いやった卑劣な「いじめ」。そして、保身のために事実を隠蔽する学園当局。燃え上がる憎悪の暗い炎は、彼を“女子学生監禁調教”という悪魔のような復讐に駆り立てる。燐はいじめの隠蔽に協力するための取引条件として、学園長の姪である「水原奈津美」に目をつけた。校長に突きつけた条件は、奈津美を教育するために、二週間の間、旧校舎を使わせること。そして、校長は、この条件を呑んだ。姪を私に売り渡したのだ。……自分の地位を守るために……。燐は奈津美を捉え、学園に閉じ込め調教を開始する。彼女は、正義感が強く不正を嫌う品行方正な性格をしている。一方で人を疑わない性善主義者の面もあり、純粋でいわゆる「おめでたい」一面を持つ容姿端麗な優等生だ。燐による“教育”は、腐敗した教育現場に復讐するかのように背徳にまみれたものだった。

■カラダの隅々まで染め上げられた少女が取った驚くべき結末とは?  教え子の死の真相を口止めされたとき、燐はネットで隠蔽の事実を告発しようと思った。しかし、当面は騒ぎにはなるだろうが、世間はすぐに忘れる。あるいは、死んだ生徒の両親が裁判で責任を問うたりするかもしれないが、責任問題をうやむやにすることこそ校長のような人種の得意とするところだ。全員に責任があるのにあの校長だけは逃れるなんてことだってありうる。だから、燐は校長の身内である奈津美を利用したもう一つのスキャンダルを絡ませた。校長に僕の行動を黙認させた時のやりとりは録音してある。奈津美に燐を告発させてそれをきっかけに生徒の死にたどり着くというシナリオを最低限の保証として、事を運んだのだ。奈津美は、結局、燐が初めに考えたように、ネットで告発する方法を選んだ。燐から受けた陵辱の数々を、包み隠すことなく赤裸々に語り、その上で燐の動機……生徒の死とその隠蔽を暴露する……。問題は、その内容だ。「誰がどうなろうと、真実は変えられないでしょ?」。ここからストーリーは、「快楽エンド」「被虐エンド」「恥虐エンド」へ向かう。もちろん、調教に失敗すれば、「死亡」「錯乱」「時間オーバー」「逃亡」「開放」というバッドエンドが待ち構えているので、パラメーターを注視しながら調教を進めていこう。

虜讐~女学生調教~

2012年02月24日 12時09分