コスプレCure、12言語対応の写真共有サイト「WorldCosplay」オープン

日本のコスプレは、これまで海外で高い評価を受けて来た。そして最近では、日本のアニメやボーカロイドといった世界中のコスプレイヤーが共通で認識できるキャラクターが数多く誕生することにより、世界を巻き込んだコスプレブームが起ころうとしている。この世界的な新潮流を受け、コスプレコミュニティサイト「Cure」は、姉妹サイトとして12言語対応のフォトシェアリングサイト「WorldCosplay」ベータ版をリリースした。昨年12月22日にクローズドβという形で先行リリースを行い、1月6日段階で既に8500人の会員数と6万枚の画像投稿数が集まり、その注目度の高さが窺える。しかも、登録者の多くが海外コスプレイヤー。オープンから間もない現在においても、クオリティの高い世界各国のコスプレ写真を見ることができるぞ。

「Cure」では2008年から英語版サービスを運営していたが、英語版の会員数が2万人を超えたことをきっかけに、オープンな環境で、コスプレイヤーの作品を発表・評価できる場として、「WorldCosplay」を立ち上げた。「WorldCosplay」は、サイトの性質を分けただけでなく、評価の仕組みも「Cure」とは異なる。WorldCosplayは、投稿作品やコスプレイヤーの人気を表面化させることで、自治機能の促進や質の高い投稿作品を集めることを目的としているからだ。FacebookやTwitterなどのソーシャルサービスに、「WorldCosplay」の独自アカウントでログインやコネクトが可能な点をはじめ、キャラクター名や作品名をユーザー自身が翻訳する機能など海外向けの仕様となっている。また、作品を投稿しないユーザーでも楽しめるように閲覧専門での登録も可能なほか、投稿画像やコスプレイヤーのフォローができる機能も実装。多言語対応を意識したシンプルで使いやすいUI設計やデザインが好感が持てる。

ようこそ、WorldCosplayへ

キーワード: ボーカロイド, コスプレ

2012年01月06日 11時03分