世界を終わりへと導く魔王と契約した少年少女が繰り広げるバトル!

幼なじみの趣味が高じて結成されたオカルト研究会。極ありふれた日常が、古物店で手に入れた「Grimorium Verum」(真の魔導書)によって終わりを告げる。周りで次々と起こる奇怪な事件……。銃弾なき銃撃、謎の集団自殺、超限界警備が敷かれた中での爆破テロ。常識では考えられない不可解な出来事に、2人の日常は浸食されていく。「Master×Re:master」は、悪魔召還伝奇バトルアドベンチャー。世界の終わりが始まる中、もう元の日常に戻ることはできない。

主人公・後藤弓と美槻七海は、子供の頃からの幼なじみ。弓はちょっとマイペースなところはあるが、それなりに正義感や責任感を持った青年。七海はちょっとオカルト趣味なところはあるが、社交的でどこまでも明るいお茶目な美少女。そんな七海の趣味が高じて結成されたオカルト研究会。そこに集まる人達は一癖も二癖もある者ばかり。ある日、会長の真行寺冴香から七海は興味深い話を聞かされる。「繁華街の外れに奇妙な古物店がオープンし、そこにはいろいろな魔術用具や書物が取り揃えてあるらしい」。オカルト関連のことになるとついつい好奇心が暴走してしまう七海、そしてそれを宥める弓。それもまた、オカルト研究会の日常風景だった。そう、あの書物に出会うまでは……。弓の制止も聞かずにその店を訪れた七海は、1冊の書物を手に入れる。『Grimorium Verum』。ラテン語で「真の魔導書」という名の書物は、この世の闇に住まう眷属「悪魔」と呼ばれるさまざまな存在と契約する方法が網羅してあることで知られており、七海は入手早々にその本の真偽を確かめることを決行する。「来たれ、闇の子よ。我が前にその呪われし姿を現し、許しを請え。さすれば汝の新たなる福音が、喜びの声と共に記されん」。やがて、闇の中から1つの影が現れる。その影は自らを「メフィストフェレス」と名乗り、七海に恭しく頭を下げる。契約は交わされた……。数奇な運命に導かれ、「契約者」となってしまった弓と七海。その日から、二人を取り巻く世界が変貌する。

Master×Re:master

キーワード: ショタ

2011年10月17日 14時42分