「もう1回、もう1回」。パンツ丸出しで転がり続けるあらい夜魅

あらい夜魅の最新作は、有名なボーカロイド楽曲「恋色病棟」(OSTER project)と「ローリングガール」(現実逃避P)。恋色病棟は、恋の病にかかってしまった女の子の気持ちを切なげに歌った曲で、PVに登場するナース姿のミクが非常に愛らしい。一方のローリングガールは、イントロの激しいピアノバッキングが印象的で、「もう一回、もう一回」と、少女が転がり続ける様子が、はかない共感を呼んでいる。えらんの「ミクが看病したり、転がってみたけど、質問ある?」では、あらい夜魅があられもない姿で転がりまくっているぞ。

「私はただの薬箱じゃないわ」。あなたにいいように利用されていると感じていたミクは、掃き捨てるように言い放つ。あんなに看病してあげたのに…。自分の都合のよいときだけ呼び出して、ミクがあなたを必要としているときには、助けにきてくれない。この状態が続いたら、ミクは死んでしまうかもしれないと思い詰めているのに…。それでもミクは、捨てられまいと、あなたの気まぐれな呼び出しに応じ、懸命な看病を続ける。徐々に熱を帯びてゆく部屋で、ミクの息遣いが荒くなる。いよいよあなたの治療が始まり、ミクのドキドキはMAXを通り超して、自分で自分を制御できなくなる。「苦い薬も、痛い注射も我慢するから」。ミクの恋患いはあなたにしか治療できない。

「もう一回、もう一回」。ミクは、明るい声で何度でも繰り返し転がる。「そろそろ疲れただろうから止めていいよ」という制止の声は彼女の耳には届きそうにない。あらい夜魅も、ミクと同じ気持ちで何度も転がった。ベッドの上を、床を、浴室を。いつもカメラに向けている彼女の作られた表情にはない、屈託のない笑顔がそこにはある。転がるのを止めたら、ここで終わっちゃうから、どこまでも転がり続けるの。彼女の心の声がそう語っている。あらい夜魅が転がりまくる様子は、GIFアニメで見ることができ、パンチラを含んだ静止画が別途用意されている。写真だけでは見えてこない彼女の新たな一面を楽しめるぞ。

ミクが看病したり、転がってみたけど、質問ある?
えらん

キーワード: , ボーカロイド, パンツ

2011年06月06日 23時58分