可憐で魅力的な少女達との年の差を越えた恋愛に涙腺崩壊

ロリータ系マンガで圧倒的な人気を誇る女性漫画家・関谷あさみさんを原画に起用したチュアブルソフトの「スイートロビンガール -Sweet Robin Girl-」の発売が目前に迫った。喫茶店の壮年マスターと少女たちとの温かな生活を描いた心温まるストーリーは、涙なしにはプレイすることができないぞ。

スイートロビンガール -Sweet Robin Girl-の最大の魅力は、見ているだけでも心が和む4人の少女たち。素性も知れない少女たちとの生活が、主人公の心に癒しを与え、借金を背負ってヤサグレていた彼に生きる希望を与える。清楚で家庭的な、少女たちのお姉さん役フィオナ・ウォッシュバーン、四人の中でいちばん華がある……が、トゲもあるエレン・マスサバサバしていて物事にこだわらないメグ、おっちょこちょいで甘えんぼうで泣き虫のプリムローズ・スプリングヴェール。それぞれの女の子の素性については一切不明となっているが、人に言えない秘密を持っていそうだ。ホコリまみれの借金まみれの店に、宿なしの少女たち4人が転がり込む。喫茶店に身を寄せ合い、家族のような生活を営む不器用な男と4人の少女たち。物語の鍵を握るのはフィオナが大事にしているヴァイオリン。本人曰く 「弾けない」 ということなのだが、彼女はその立ち居振る舞いは上品で、言葉には教養が感じられる。口ぶりからすると、もともとレヴィンダムに住んでいるようなのだが……。ともあれ、小さな女の子が大好きな人はもちろん、思春期の少女特有の心の機微、日常系の癒しADVを味わいたい人にもオススメしたいソフトだ。

キーワード: 純愛

2011年02月17日 11時35分