エロスの女神様と呼ぶにふさわしい床上手のビッチな淫女

世の中、男が放っておかないフェロモンたっぷりの女というのがいる。たとえ、美人でなくてもだ。男性経験が豊富な彼女たちは、得てして床上手で淫な姿態が男たちを虜にする。これらビッチとも呼べる、流されるままに男性とセックスする女性たちの赤裸々な性の生態を描いたのが天誅丸の「エロスの女神」だ。

作者があとがきでも触れているように、エロスの女神はそのものズバリ「ビッチ」で、男からの性的な要求に素直に従い快楽をむさぼる女性たちの乱れた姿が最初から最後まで貫徹されている。ビッチというと、なんとなく渋谷にたむろしているガングロギャルが頭をかすめがちだが、それらの特殊生物はかなり以前に死滅しており、現代風のビッチは、外見からはそれとわからない、男からの誘いになんとなく流されて男性経験を重ねてしまった「天然ビッチ」とも呼べる女性たちのことだ。ガツガツしていないところが余計にいやらしく、男が喜ぶ姿態を自然にできてしまう彼女たちの計り知れない精力にただ驚くばかりだ。

キーワード: 淫乱

2010年12月06日 10時04分