SとMという関係になって初めて素直になれる愛もありかも!?

ラブ・バインド女の子を虐めてて服従させてみたい。そういうご主人様志願の男性は多いのだが、ほとんどの場合、性的嗜好が一致するパートナーには恵まれずに諦めるか悶々と過ごす。「ラブ・バインド」に登場する主人公の要も、そんなご主人様志願の1人にすぎなかったのだが、突然、3人の愛奴を得るという幸運に恵まれる。

ラブ・バインド過激なSM行為を妄想し、悶々と過ごす主人公。容姿も能力も平凡で人並みの地味な学生の一人にすぎなかった。当然、プレイを楽しむ彼女も存在しない。そんな彼にある日突然、3人の愛奴候補が現れる。初恋の相手でもあり幼馴染の先輩、クラスでは浮いた存在の変わり者の後輩、そして、生徒から絶大な人気を得ている優しい担任の先生。主人公を含め、4人が抱える精神的に不器用という問題を、SMプレイを通じて少しずつ素直になれていくというハードさはないラブコメ風味のSM物語なのだった。

■プレイを通じて愛を育む。愛なくしてはSとMの関係は築けないのだ
ラブ・バインド幼馴染の先輩は、風紀委員長。昔、告白したこともあるが、いつまでも弟扱いでそれ以上に発展することはなかった。2人の関係を急進展させたのは、なんと主人公が学校に持ってきたSM雑誌。風紀委員長の小野原雫は雑誌を没収する。仕方なくもう1冊同じ本を買いに行った主人公が目にしたのは、SM雑誌を見ていた雫の姿だった。没収したSM雑誌のことが頭から離れなくなってしまった雫は「一緒にSMの勉強をしない!?」という誘いを断れなくなってしまった。ラブ・バインドお堅いイメージの雫はどうやら露出マゾとしての資質を備えていたようで、体操服姿で緊縛されて外から見えるように立たされたり、水着の試着室で紐水着を着せられて写真を撮られたりしながら「わ、私って、エッチな格好してドキドキしちゃう変態だったんだ……」と目覚めていく。
ラブ・バインドラブ・バインド

ラブ・バインド人付き合いがほとんどなく必要以上のおしゃべりもしない後輩、御厨千佳との関係の始まりは、雫以上に唐突に始まった。昼休みに図書館でSM雑誌を読んでいた(読むなよ!)主人公の背後から近づいた千佳。「なかなかマニアックなもの、読んでますね」と声をかけられる。「みんなにバラられたくなかったら……」のあとに続くのは金銭の要求ではなく「私がSMプレイを実行するための、助手になってください」というとんでもない要求。日常に退屈していた千ラブ・バインド佳はSMという非日常的な行為に興味を示した。ローターを装着したまま授業に出たり、スパンキングに濡らしたりとプレイ内容は3人の中で最もハード。SがMを支配するのではなく、MがSを支配しているというSMの本質を体現した千佳は「別に私、先輩と恋人扱いされるの、嫌じゃありませんよ?」と主人公に愛を告げる。
ラブ・バインドラブ・バインド

ラブ・バインド担任の柴崎望美先生はもともとSMに強い関心を抱いていたし経験もある。生徒からの人望というストレスを発散するためにSMプレイに興じることがあったし、プレイ中の姿を雑誌に投稿するなんていうスリルを味わったりもしている。自分の緊縛露出姿が掲載されている雑誌を主人公が読んでいる(だから! 学校で読むなよ!)のに気付いた望美は、生徒に責められる自分という妄想に酔い、自分からモーションをかける。ラブ・バインド緊縛され辱められる快感を知る望美にとって、縄を持つご主人様が自分が担任している生徒だという屈辱感がたまらない。水着姿で胸縄をされて巨乳を責められたり、学校で股縄で責められて感じてしまいながら「うわぁ……。私、教え子相手に凄い事されて、感じちゃってる……。どうしよう……」と快楽に堕ちていく。
ラブ・バインドラブ・バインド

キーワード: 処女

2010年10月01日 19時05分