カメコの夢は衆人環視のコスプレ催眠調教で叶えちゃえ!?

催眠コスプレ広場カメコとレイヤーさんの関係ほど通常の男女関係から逸脱した関係はないのでは、と常々感じている。カメコとアイドルの関係に似ていると理解できなくはないが……。「催眠コスプレ広場」はレイヤーさんへの鬱屈した想いを抱くカメコの怒りが暴発した、妄想たっぷりの作品だ。

催眠コスプレ広場カメコとレイヤーさんの関係、カメコが従でレイヤーさんが主という主従関係で成立していることが多い。コスプレイベントでは人気レイヤーさんは女王様である。女王様にかしずく奴隷(=カメコ)はその周りに群れ、視線をもらった自分だけの写真を撮らせてほしいと願う。アイドルとカメコの関係に似ているかもしれないが、アイドルはカメコとの距離が遠いため勘違いが起きにくい。レイヤーさんとカメコの距離は近い。催眠コスプレ広場近い上にイベントなどで頻繁に顔を合わす。カメコが従という関係にしておかないといろいろ不都合が起きるし、カメコはカメコでそんな関係を楽しんでいることが多いのだが……本作のヒロインは誰に対しても人当たりがよかったせいで……。

■開封もされずに捨てられたラブレターにカメコに邪心が沸き起こる
ヒロインの向井はるなはコスプレイヤー。有名ではないが知る人ぞ知る原石のような少女だ。カメコである主人公は3年前から、彼女の写真を撮ってきた。初々しさと純真な佇まいが主人公を強烈に惹きつけた。「……はじめてなんです。なんだか、緊張しちゃう」とファインダー越しに彼女がはにかんだ瞬間、主人公は恋に落ちた。ここが不思議なのだが、カメコの主人公は恋に落ちたにも関わらず、「彼女にしよう」とは考えない。主人公は密かにこう思った。「彼女を応援しよう」。カメコとレイヤーの関係に落ちたのである。

月日は流れ、イベントのごとにはるなの写真を撮っていた主人公は、ようやくカメコとレイヤーという関係から一歩先に進もうとした。彼女の写真にラブレターを添えて渡したのである。返事をもらおうと「前のイベントでも写真を送ったと思うんですけど……憶えてませんか?」と勇気を出して声をかけたのだが、彼女の返事は「ああ……、そういえば」と実にツレない。一緒にお茶までは付き合ってくれるのであるが、彼女はラブレターのことなんて覚えてない様子。主人公もまた、はるながラブレターを呼んでいないことを知っていた。封を破られた形跡もなくゴミ箱に捨てられていたのを見ていたのであった。

■衆人環視の中オナニー&セックスを強いられレイヤーは堕ちる
主人公が選んだ復讐でもあり、はるなを振り向かせる方法は、カメコならではの歪んだ欲望を満たすものであった。一緒にお茶している最中にジュースに「催眠洗脳キット」の液体を混入されたはるなは、主人公に対して従順になる。そのままコスプレイベントの会場に行って、いつも通りにカメコに囲まれるはるなだが、フラッシュを浴びながら「ウソっ! みんなに見られながら……カメラで写真を撮られながら……あぁっ、ダメ! ホントにイッちゃう!」と絶頂する。一度絶頂しても体の疼きが収まらないはるなは、自らの妄想の中で、バイブを使ってオナニーまでしてしまうのであった。

主人公の催眠洗脳はその後も、イベントの度に続く。自分のモノにならないなら、この手で汚してしまえという歪んだ感情は、はるなを衆人環視の中でオナニーさせるだけでは収まらない。夜の撮影会では公開セックス、売り子をしながら下半身を執拗に嬲ったり、メイド服での野外調教など、調教はどんどん過激になっていく。主人公とはるなの関係もはるなが快楽を受け入れることで変わっていく。実在するイベントと雰囲気がよく似たイベント、人気のコスプレ衣装がたくさん登場するので、イベント通いが趣味な人なら妄想をさらに逞しくできる。

催眠コスプレ広場
ブランド黒雛
発売日2010年9月10日
価格2980円
(c)黒雛

キーワード: 奴隷, 洗脳, 調教, コスプレ

2010年09月10日 13時45分