うらあきば.じぇいぴ~ > 三次元 > レビュー
オタクに寛容な女の子は、妄想に寛容な女の子でもある。妄想に寛容な女の子をオタクは愛するのである。ヲトメカルトのヲトメさんはHENTAIだ。HENTAIだからこそ他人の妄想に寛容であるどころか、妄想を満たしてくれる写真集を出す。そんなヲトメさんの媚態は股間を直撃するのである。
妄想に寛容なのかな?という作品はたくさんある。多くのアダルト作品は男性的な妄想に応えるために制作サイドが計算して作っているものであるともいえる。しかし、寛容なのかな?と「?」が付くのは、制作サイドは商売上の計算だか、マーケティングだか,
企画会議だか知らないが、そういうもので妄想を作り上げようとする。そして妄想にマッチしていると、計算だかマーケティングだか会議だかで導き出された女の子を被写体にして撮影する。撮影プランは妄想に応えるべく計算されていたとしても、被写体の女の子が妄想に寛容だとは限らない。女の子の妄想への理解度の低さ、制作サイドのあざとさが目に付き萎えることがある。その点、同人サークルは、被写体自身が妄想に寛容な女子であるというところに、股間を直撃する甘美な刺激がある。撮影内容やコスチュームを女の子が選び、カメラの前で妄想を叶えてあげようと熱演する。ヲトメカルトの作品は、そういう妄想に寛容な女の子だけが発信し得る刺激に満ちているのである。撮影内容が、世にある大人向けイメージビデオと変わらないとしても、股間への直撃度が圧倒的に高いのはそのせいである。
■ご主人様の妄想通りのメイドさんが目の前に現れるとこうなる
妄想に寛容な女の子による妄想大好き男子のための妄想作品というテーマが最も色濃くでているのが「メイドのじかん」という作品だ。作品は2部構成で、第1部は昼のメイドさん。キッチンやダイニングで正しいメイドさんとしてのお仕事に勤しむ様子が撮影されているのだが、メイドさんたるもの、家事の最中でもご主人様の目を楽しませるという大事な仕事を両立させなければならない(妄想)。というわけで、キッチンでパンチラ、床の拭き掃除はもちおんお尻を突き出しながら、シンクをきれいに掃除するときなんて、わざわざシンクの上に登って行わなければならない。夕方が近づくとご主人様は、首輪とハーネスをメイドさんに与えて……。
第2部は夜のご奉仕メイドさん編となるわけだが、これがもう、妄想の中のメイドさんそのものというシチュが多い。ディナーの準備を終えたメイドさんは床に四つん這いになり、自らの背中を食卓にし、ご主人様にディナーを食べていただく。夜のご奉仕メイドの心得として、下着は付けていない。ご主人様に請われれば、女の子のあらゆる部分を楽しんでいただく準備ができている。かといって、AVのようにあっさりセックスでは妄想不足だ。スプーンで乳輪や股間をギリギリ隠してご主人様を煽り、バナナはおっぱいの間に挟んで召し上がっていただく。夜の奉仕はまだ始まったばかりなのだ。
■凛々しく男勝りな戦士とツンデレの権化を演じるヲトメは恐ろしい子
「D.Q.GirlsII~女戦士の章~」は、タイトル通りドラクエの女戦士に扮しているわけだが、ビキニアーマーに包まれた肢体で、随分ときわどいポーズを連発する。とはいえ、そこは勇者とともに旅をする戦士なので、どこか健康的で見えそうで見えないポーズだって、淫らなというよりは見たいんならどうぞwという感じがして、男性っぽい。一転してマイクロビキニの撮影では、急に艶っぽく見えるように演じているから、ヲトメさんは恐ろしい子なのであるw
「RED DEVIL」は遠坂凛のコスプレ写真集。「ヲトメの91%はツンデレで出来ています」と自己申告していたので、遠坂凛はハマり役となるわけだが……ボンテージ衣装に身を包んだヲトメさんの遠坂凛は、股間見せすぎっ!というポーズをとりながらも、勝気な眼差しをモニタ越しに睨んでくる。ポーズがデレで表情がツンってことなんだろうか。こういうツンデレの解釈は面白い。自分で乳首をつまんでいる何枚かの写真だけが表情もデレになっているのが、さらに面白かったりする。
メイドのじかん | ||
サークル | ヲトメカルト | |
発売日 | 2010年5月31日 | |
価格 | 1050円 | |
写真177枚+動画 |
D.Q.GirlsII~女戦士の章~ | ||
サークル | ヲトメカルト | |
発売日 | 2010年1月16日 | |
価格 | 1575円 | |
写真300枚以上 |
RED DEVIL | ||
サークル | ヲトメカルト | |
発売日 | 2010年1月16日 | |
価格 | 1575円 | |
写真300枚以上 |
キーワード: ドラゴンクエスト
2010年07月02日 13時23分