母のような弟のような主人公の周りにあま~い姉が大発生中

あまあね舞台は船に乗れば東京まで1時間という人口5000人ほどの離島。島にある学園に通う主人公、八嶋大輔は炊事、洗濯、掃除、勉強もそつなくこなす心優しい優等生にして学園寮、八嶋荘の管理人でもある。いかにも女の子にもてそうなタイプであるが1つだけ欠点が……とにかく人相が悪いのであった。人相は悪いけど、人柄のよい主人公の周りには、あま~い姉系キャラが大発生して、なんだかうらやましい生活をおくっているのが「あまあね」。

あまあね八嶋荘には世間一般の基準からいえばかわいい女の子だらけなのであるが、主人公いわく、「完全に男として見られていない上に、コイツ超便利なヤツー超ウケルんですけどー! くらいにしか思われてないから……ははっ」ということらしい。失恋した痛手を引きずる一途な主人公を気遣ってくれる優しい女の子ばかりで実にうらやましく、代われるものなら代わってあげたいのが正直なところ。あまあねどううらやましいかというと、八嶋恵という1つ年上の義姉からことあるごとに「お姉ちゃんに頼れ、甘えろ」 と言われ、「駄目だよ大ちゃん! それは禁断の恋ってやつさ」とからかわれたり。朝ごはんのお礼にほっぺにチュッな関係なのである。あまあね高階なつみはひとつ年上の幼なじみで主人公にとっては本当の姉のような存在。幼いころから慣れ親しんだ関係なので、目の前で着替えるわ、「大輔が本当の弟だったらよかったのにね」と意味深な発言はするわ、これまた「起こしに来てくれてありがとう」でほっぺにチュッな間柄。あまあね八嶋乙女は恵の実姉なので、主人公にとってはもう1人の義理の姉。弟となった主人公のことを超溺愛してくれており、お口にチュッとしても「「家族だもん。キスなんて当たり前当たり前♪」という主人公でなければ襲いかかっていたはずの親密さ。
あまあねあまあね
あまあねあまあね

あまあねあま~い姉系キャラが大発生というからには3人だけでは終わらない。学園に新任教師として赴任してきた八嶋柚月は、実は主人公の実兄と入籍済み。ただし、実兄は入籍直後に病死してしまったようで、新婚生活未経験だけど未亡人になってしまった。これまた続柄的には主人公にとっては義姉になるわけで、都合血のつながらない義姉が3人と精神的に姉と慕う幼馴染が1人。さらにさらに、ややこしいのが主人公の初恋の人にして、想いを伝える前に本土にある別の学園へと転校してしまった先輩、御子柴沙紀が帰ってきた。あまあねなぜか刀を持って傷だらけになった姿で主人公と再会を果たし、どうしたことか記憶を失っている。そんな彼女も、八嶋荘に入寮してくる。初恋の相手と一つ屋根の下……ほかのお姉ちゃんにしてみればちょっと気になる存在となるのであった。
あまあねあまあね

楽しい毎日がこの先も変わらずに続いていくのだと考えていたある日…。管理を任されていた寮が、学園側から取り壊すことになったと告げられたことで、物語は転がり始める。

キーワード: , 母親

2010年06月08日 14時45分