妖魔に犯され心で苦しみ体は悦ぶ少女に安らぎは訪れるのか

退魔師の家系に生を受けた轡真夜は、不覚にも妖魔に敗れ、処女を奪われてしまう。純潔ではなくなったものの、体には異常は求められず安堵する真夜だったが、抑え込もうにも抑えきれない淫猥な衝動がその日から真夜の体を襲うようになってしまった。必死に耐えようとするも強烈な衝動には逆らえない少女の姿を描くのが「魔ヲ受胎セシ処女ノ苦悦2」という作品。

退魔師の名家である「杜宮家」で護衛として働く轡真夜身体能力は高く、退魔師としての戦闘能力はトップクラスである。幼馴染でもある杜宮家の次期当主である宗一に恋心を抱いていた。退魔師という特殊な生業であることを除けば、ごく普通の少女であった。しかし、魔物に処女を奪われてから、彼女の生活は一変する。オナニーでは満たされない強烈な性衝動に襲われるようになり、しまも衝動は徐々に強く激しくなっていく。真夜の理性は苦悶と快楽の狭間で蝕まれてゆくのに呼応するように妖魔事件が頻発し始める。蔓延する魔薬、暗躍する者の影……。どうやら真夜の出生にまつわる闇が関与しているようなのだが……。妹の真梨花もまた、杜宮家の護衛として働いている。姉同様、戦闘力が高く、トップクラスの退魔師だ。退魔師の統括職の神牟呂玲那、杜宮家の長女、子鶴など、魔に関わる人物を巻きこみ、心で苦しみ、体は悦ぶ少女に安息の日々は訪れるのだろうか？

2010年05月14日 15時40分