Sな令嬢の奴隷に堕ちた男がドSになって目指すは下剋上！

地元の有力者・佐治一族が経営する企業に就職し終身雇用の平穏な人生をすごすはずだった主人公だが、オーナーの令嬢に目を付けられたのが運のつき、いや開運の兆し？　傲岸不遜なお嬢様の性玩具にされた男が、お嬢様以上のドSとなって目指すは、佐治の資産を乗っ取って一族直系の三姉妹を奴隷にしちゃうというとんでもない夢物語が「令嬢サディスティック 下克上コンスピラシー」。

にしても、主人公を下僕にしたお嬢様＝佐治家次女の絵理香は、異常である。男は「呼吸する玩具（バイブ）」であり、金持ちのくせに「おサイフ機能が付いたら更に良し」という吝嗇さも持ち合わせている。普通の男では明らかに手に余る女性が、父の会社の社員は自分の奴隷という態度で、臨んでくるのであるからもう手がつけられない。主人公は絵理香の性的な奴隷としてお仕えすることになるのだが、「絵理香専用」なんていうもうお婿にいけない入れ墨まで入れられ、肉体的な苦痛と精神的な屈辱を与え続けられる日々を送ることになる。

普通ならこのままお嬢様のマゾ奴隷として泣く泣く一生かわいがってもらうことになるのだが、主人公＝津田成実は稀有な男なのである。「絵理香がSならば、自分はそれを上回るドSに」なるという野心を抱き、佐治家への復讐を誓うのである。SとMは表裏一体。絵理香に責められるうちに内なるサディスティックな感情が開花し始めた成実の野望は、絵理香に仕返しすることにとどまらず、長女の貴美、三女の柚葉までをも自分の奴隷とし、佐治家の財産を我がものとすることに拡がっていく。

成実にはもともとSの素質があったとしか思えないほどに、恋愛対象としてではなく責め苛むためのものとして三姉妹を認識する。これまで自分を責めていた絵理香に対してでさえ、「成実様の握り拳が最高です!!　って言わせることができたら、今までの鬱憤が吹き飛ぶだろうな」である。これまで女王様として自分の上に君臨してきた絵理香にさえもこう思えるのであるから、ほかの姉妹（を含む女性）に対してどんな感情を抱いているかは想像するのが難しくない。

■三姉妹を奴隷化し築けハーレム、奪え財産！　下剋上は目の前だ
長女の貴美は跡取り息子のように育てられてきたせいか、男勝りの性格。父親は経営する会社で社長秘書として働き、佐治家の経営する会社とその資産を引き継ぐ気満々なわけである。男性的な野望の持ち主なわけで、恋愛には全く興味がないので処女である。成実からすれば、「アソコが錆付いてしまう前に股を広げさせたい」存在なわけで、「彼女を孕ませることができれば、俺の未来は明るいぞ」と、斎藤道三みたいなことを考えていたりするわけだ。一方の貴美は成実のことを「妹がいつものように拾ってきた野良犬」程度にしか見ていないのであるから、恋愛の成就は不可能だ。無理にでも貴美の最初の男になり、性的に屈服させる必要がある。

三女の柚葉は、男勝りな長女、奔放な次女に押さえつけられてきたせいか、無口で地味、自己主張に乏しい少女である。普通の感覚なら、凌辱の対象にするには少々良心が痛むタイプなわけだが、成実の下剋上の野望の前には「政略結婚の生贄に捧げられる予定らしいが、ほかの男に貴重な膜をブチ抜かれてたまるか」というだけの存在。これまた間違いなく処女なので、調教のしがいがある。ほかにも、体調がすぐれない佐治家当主の専属ナース、住み込みのメイドなど、佐治家に関わるすべての女たちを奴隷にするために、ドSとなることを誓った成実の暴走は止まらない。

キーワード: 奴隷

2010年04月26日 23時43分