ジェンダーフリーというからには男女混合身体検査は必須だ

出席番号は男女混合、運動会の徒競争も男女混合、小学校高学年に視聴覚室で行われる性教育も男女混合。ジャンダーフリーの世の中である。着替えまで男女混合になったという噂もあるが、ここまできたら身体検査はぜひ男女混合でお願いしたい。「羞恥！青少年発育身体測定Ⅱ」はそんな妄想を叶えてくれるフェミニスト団体推薦の作品なのである。

「女子はブラをはずして！体育着の下は、裸」と、フェミニストの女教師が号令を出して始まる青少年発育身体測定。男子生徒は大喜びで女生徒たちは羞恥に染まる。でも、そんなことを気にしていてはジェンダーフリーは実現しない。性器の発達具合や初潮・精通の有無と言った第二次性徴の様子、性行為の経験など、女の子はもちろん、男の子だって隠しておきたい体の秘密を全部さらして、弄られて、乳首の先から大陰唇の裏、お尻の皺に至るまで恥ずかしがらずに衆目にさらせてこその性差のない世界の到来なのである。みんなの前でセックスすることを強いられてもジェンダーフリーだから恥ずかしくないのである……って、そんな世の中はちょっとイヤかも。

2010年02月16日 16時00分