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童貞のままM奴隷に堕ちる性のエリートコースを疑似体験する
某大人系コスプレイヤーも言っていたが「アキバ系は妄想ではSで現実ではM」。凌辱ものが大好きな人でも実は凌辱されている側に感情移入して楽しんでいることが多い。「イキすぎ!Mレッスン」は、童貞のままM奴隷への道をたどる、うらやましい男を疑似体験できるアドベンチャーゲーム。女王様になってくれる可能性があるのは、家庭教師先のお母さん、家庭教師の生徒、そして同じ大学に通う女の子の3人。3人ともタイプの違う女王様なので、自分がされてみたい被虐プレイが必ずあるはず。
■大きなお尻で顔面騎乗されながらいたぶってもらいたい
M嗜好の王道とも言えるのが家庭教師先のお母さん、篠原瑞枝ルート。スポーツジムを経営するハイソな奥さまである瑞枝は、巨乳、巨尻で普段は上品な話し方をすうる典型的な女王様タイプだ。熟した体を使ったプレイは、時にM男の甘えたいという欲望を利用し、ときに相手の人格を完全に無視した暴力的なまでの責めも行う。M心を最高にくすぐるのが、瑞枝が働いている最中に行われるイタズラのようなプレイ。
仕事をする瑞枝の横でレオタード姿で立たされたM男は当然、話すこと禁止。そんなM男のペニスやアナルを暇つぶしの感覚でいたぶる女王様っぷりは最高である。M奴隷として瑞枝に使える決意をした主人公に対し、「でもいいの？ ここから先は、この程度じゃ許してあげないわよ？」「ふふっ……せいぜい見捨てられないように、頑張ってちょうだい」と宣言する姿も女王様然としていてクラクラする。
■異性への興味をM男の体を使って満たすロリサドプレイ
瑞枝の娘、篠原奈々は、主人公のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、明るく賢い女の子として登場するのだが、奈々を女王様として選ぶルートに突入すると、さすが瑞枝の血を引く娘という女王様っぷりを発揮する。主人公は、お風呂場やソファの上でさんざん嬲られて射精寸前に追い込まれながらも射精はさせてもらえない。じらされ悶々とするうちに「お兄ちゃんのちんちん奈々にちょうだい」とM男になることに同意させられる。
一度M男として自分のモノになれば、容赦なし。異性への興味をM男の体を使って実験しようとする。「今日の授業はね。チンポ使わないでオナニーする方法を教えてあげるから」とエネマグラを使われ、「気が向いたら虐めてあげるからフルチンで待機してなさい」と言われ待っていると全身を拘束具で束縛され、責められることになる。精神的な支配より、肉体的な責めが好きな人には一番しっくりくる女王様かもしれない。
■リアルにMだと理想の女王様なのが一之瀬真希ルートだ
SとMのカップルだからといって四六時中主従関係の中生活しているわけではない。性的にはSとMだけど普段は恋人という関係である方が普通だ。そういう意味で最もリアリティがあるのが大学の後輩、一之瀬真希を女王様に選ぶルート。互いに恋愛感情もあるし、彼女は自分の中に潜むS性には気づいていないので、歩調を合わせてプレイを進め、主従関係を築いていくことができる。普通にセックスしようとして果たせなかったM男が、自分の性癖をカミングアウトすると、真希をM男として受け入れる。
「ひひ、もうすっかり私の虜ですね♪」といたずらっぽく言う一方で、「これからは私が面倒みてあげますから、自分で出すのは禁止です。いいですね？」と女王様としての素質の高さを示す発言も。プレイ自体もM男の望むことをうまく取り入れてくれるように感じるし「これからすることに射精しないで耐えられたらご褒美にエッチさせてあげます」なんていうエゴマゾでもOKな許容量の高さはひょっとすると3人の中で一番いい女王様かも！ 愛があればこそ築けるSとMの関係を体験したいなら、迷わず一之瀬真希を女王様に選ぼう。
Mっぽい嗜好のある男性が望むシチュエーションがとにかくてんこ盛りなので、オススメ度が極めて高い作品だ。疑似体験なので、1人の女王様を選ぶ必要はない。三者三様のプレイに心も体も支配されてみよう。
2009年08月20日 18時36分