エロ可愛い寮の管理人さんとラブSEX！「桃園学園男子寮」

さめだ小判の「桃園学園男子寮にようこそっ!」は、学園寮の寮生ケンイチと、癒し系巨乳の管理人ひなたとのラブラブエッチをメインとした長編エロマンガだ。基本はラブエロ路線でありながらも、寝取られ交じりのストーリーも秀逸。なにより絵がエロいぞ！

■男子寮がなぜか女子寮と併合、そこらで交わる男女たち
「桃園学園男子寮にようこそっ!」は、女子寮と併合してしまった男子寮を舞台にした長編作品。
もともとは女人禁制だったのに、男女入り乱れる寮となってからは性のモラルもとことん低下。
そこかしこでカップルがセックスしまくる羨ましい状況となってしまったのだ。
とはいえ、本書の主役はこの寮に住む寮生ケンイチと、若くて美人で巨乳で癒し系の管理人さん、ひなたの2人だ。

ケンイチの入院中に起きた合併で、男友達の部屋を訪れても彼女と全裸セックス中。こんな寮で描かれるのは、管理人さんのひなたとのラブラブな性生活だ

周りでセックス三昧しているからには、セックスシーンに出くわすハプニングもごく一般的。
ひなたと一緒に行動しているときでも、狙わずとも友人たちのセックスシーンを覗き見てしまうことだってある。
そんな覗き見がきっかけで興奮してしまい、思わずセックス。好みも体も相性バッチリだった2人は、その後隠れてラブラブセックス生活を送ることになるぞ！

セックス覗き見で興奮してしまい、勢いでセックスという王道的な流れ。「すごい久しぶりだから優しくしてね」とかいうひなたに萌える！

本書の魅力はとにかく管理人さん、ひなたというメインヒロインの魅力に寄る所が大きい。
若々しくて、でもしっかりもので、規律には何かとうるさい管理人さん。
しかし、偶然体の関係を持ってしまったケンイチとは、みんなに隠れてコッソリとセックス。
学生たちのところ構わぬセックスには小うるさいのに、自分だってセックス大好き（でも恥ずかしがり屋）というところがエロかわいい。

ケンイチよりも年上であるということを常に気にしているという点も、注目したい萌えポイントだ。
恥ずかしがり屋なのに頑張ってお姉さんぶってリードしてみたり、若い男の子が好きそうなパイズリに積極的に挑戦してみたり、年齢という引け目を感じているからこその言動がそこかしこに見受けられるぞ。


■サブヒロインのメガネっ子委員長も魅力的！
サブヒロインとして登場する、眼鏡でツンデレ気味の委員長は、ひなた以上の萌えポイントを秘めている。
ケンイチのことが気になっているからケンイチの家で勉強会をすれば、ひなたとケンイチのセックスシーンを目撃してしまうとか、いけ好かないどこぞの御曹司に寝取られてしまう展開になったりとか、不幸なイベントは多いものの、彼女の存在があるからこそストーリー展開が面白くなっている。
ただし、寝取られ展開がNGという人には少々つらい結果になってしまうかもしれない。

眼鏡の委員長といういかにもなサブヒロインだが、もしかしたらひなたよりも魅力的

■女の子がかわいくて表情豊か
さめだ小判の描くヒロインは、とにかく魅力的だ。
表情がころころ変わる点も魅力的で、なおかつ感じている顔やイキ顔の表現は実にうまい。

感じちゃっている顔はとにかく気持ちよさそうで、イキ顔はアヘ顔までいかない節度あるエロさだ

ほぼ万人向けに抜ける作品　抜ける度数　5 TENGA

エロマンガには好みの絵柄かそうでないかという分類が人それぞれになされるが、「桃園学園男子寮にようこそっ!」は「この絵柄は好きじゃない」という人はそれほど多くはない、万人向けの絵柄だと思われる。 その上でヒロインたちの性格はしっかりかわいく、エッチでは感じまくり、筋書きもしっかり力を入れているという好きのない作品だ。 カラーページも多く、僅かに割高ではあるが、それを補って余りあるオカズな一冊だと言えるだろう。

桃園学園男子寮にようこそっ!
著者	さめだ小判
出版	ワニマガジン社
発売日	2009年3月28日
価格	1,155円

キーワード: 学園

2009年05月11日 21時47分