乙女たちだってヤルことは凄い!純愛とエロが同居した一冊

鬼畜系も純愛系も幅広く描くエロマンガ家、Cuvieの「Horny (ホーニイ)」は、純愛の中にアブノーマルなエロさが同居した一冊。少年、少女は純粋な恋をしながらも、その想いゆえにエロ行為にも突っ走る。愛してるから校内エッチ、愛してるから電車内エッチだ!



■純愛っぽいけど行為はエロい!
いつも親切にしてくれるクラスメイトに「もしかして俺のこと好き?」と冗談めかして聞いてみたら、一気に赤面してうつむいてしまった。
ここから展開されるのは甘い純愛のストーリーかというと、「Horny」に関して言えばそんなことはない。
お互いに好意を寄せ合っている両想いには違いないのだが、2人の間で行われるのは「本気で好きならこんな行為もできるよね?」という大義名分の上で行われる過激なプレイの数々だ。

家に呼び出しては満足いくまでセックスし、家でのセックスに飽きてきたらまだ学生たちが残っている放課後の学校でこっそりセックスしまくる。
男も彼女のことが好きなのに、セックスしたいがために彼女の「好意」を信じないフリをする。
Horny」で描かれる恋愛模様には、常に過激なエロ行為が伴っているのが特徴であり、好ましい点だ。

田舎で過ごす夏休みの間、再会した幼なじみの少女と毎日セックス漬けの日々を過ごす「チャイルドプレイ」もまた、単なる純愛ものでは終わらない。
生理の日以外は毎日セックスし続けた少年と少女は、少年が都会へ帰る最後の日にも、途中まで一緒に乗った電車の中で最後まで交わり続ける。


■エロシーンは細かい心理描写と過激な絵がエロい!
Cuvieは女性エロマンガ家だが、男性の心理をよく理解した上でエロマンガを描く作家だ。
男がどんな表情に興奮するか、どんなヒロインを好むか、どんなポーズで犯される女が見たいのか。それらすべて分かった上で話を組み立てているように感じられる。
同時に、女性側の心理も細かく表現しているためか、ヒロインたちの「凄く気持ちイイ!」といった感じもしっかりと伝わってくる。

セックスが大好きな家出少女を描いた「全身幸福少女」でも、本当に「気持ちいいんだろうなぁ」と感じさせるようなセックスが描かれる。
「ごはんよりセックス」などと言ってしまう少女とたっぷりセックス生活を送る話なのだが、少年少女の純愛を描きながらもこうしたエロい話、エロい絵が見られるのが「Horny」の特徴だ。

「純愛+激しいエロ行為」といった雰囲気の作品を中心にレビューしたが、他にも「大勢の男に輪姦される」「エロゲのコスプレをした少女をレイプする」「大事にしていたはずの彼女を無理やり押し倒して処女を奪う」など、陵辱色がかなり強い話も収録されている。
方向性が分かれてはいるが、それだけにバラエティ豊かで、ストーリーだけを捉えても飽きずに楽しめるようになっているぞ。


気持ちよくなってる感は抜群 抜ける度数 3 TENGA
ストーリーは純愛路線、行為そのものは激しいという組み合わせの破壊力は大きい。
その意味では抜ける度数は高く評価したいところだが、新旧織り交ぜて収録された話の中にはちょっとイマイチに感じるものも含まれている。
好みが分かれるといえばそれまでだが、何の特徴もない恋愛モノになってしまっている話には退屈を感じてしまう部分があった。
とはいえ、個別に評価すれば「極上の」と付けても惜しくないエロストーリーも間違いなく含まれているぞ!



Horny (ホーニイ)
著者Cuvie(キューヴィー)
出版富士美出版
発売日2009年2月25日
価格1,000円

キーワード: 純愛

2009年03月05日 21時32分