トンデモ設定が面白い!惚れた彼女が全裸に見えるエロ漫画

エロマンガはトンデモ設定のものほど面白い。ネタとしての面白さに加え、「その設定だからこそ表現できるエロ」というものが存在するのだ。「PRETTY COOL」では「好きな男から裸に見られてしまう超能力」という設定で表現する擬似露出プレイがエロいぞ!


■好きなあの子はなぜか全裸!見えているのは自分だけ!?
入学した当初からちょっと気になっていた女の子(ポニーテールのメガネっ子、もちろん美少女)が、ある日突然、全裸で登校してきたら、驚かない男子なんていないだろう。
しかし、もっと驚くべきことは、彼女が裸に見えているのは自分ひとりだけだということ。
他の生徒たちは誰一人、彼女の姿が全裸に見えていることなんてなく、彼女に対して普通に接している。

気になる美少女が自分にだけ全裸に見える=視姦し放題という現実に、必要以上に彼女をじっくり見てしまう主人公。
階段で物を落とし、しゃがみ込む彼女を後ろから見たら「サーモンピンクのサプライズが!」待ち受けていたりするのだが、ここで階段から転落した主人公は、介抱してくれた彼女と親密な関係…というか体の関係になり、両想いであったことが明らかになる。

明らかになったのは両想いという事だけではなく、彼女が過去に酷いふられ方をしたという事実。
どうやら主人公に透視能力が備わったわけではなく、彼女に「自分の好きな相手だけに裸を透視させる能力」があるらしい。
しかも、この能力について彼女自身は気が付いていない、つまり、主人公から裸に見られているという事実を彼女は知らないのだ。
他の女の子の裸を透視できないのは主人公にとっては残念なことだが、彼女の裸を見放題というだけでも、エロい意味で嬉しい効果を及ぼす。
「いつでもエッチできる彼女の裸をみてもしょうがないだろ?」という男はまだまだ甘い。
彼女は「見られていない」と意識しているのに、自分からは「全部見えている」からエロいのだ!


■学校でも電車でも海でも彼女が全裸で行動!
主人公の視点から見ると、彼女は常に全裸で行動していることになる。
学校で授業を受けているときも、電車での移動中も、映画館でもカラオケボックスでも全裸。
彼女自身も他の人々もごく普通に生活しているが、主人公だけは彼女と全裸露出プレイを楽しんでいるような感覚だ。
絶対人にバレることのない擬似露出プレイは、主人公をいつでも発情させてしまうほどの破壊力を秘めている。

PRETTY COOL」に登場するエロシーンの大半は、主人公と彼女との愛のあるセックスだ。
彼女が裸に見えるという現象を除いては、2人はごく普通のラブラブカップル。
しかも、彼女の裸をこれでもかと見せ付けられ続けている主人公と、エッチが大好きな彼女という組み合わせから生まれるのは、アナルを舐めても「汚くない」と断言してしまうほどのネットリとしたプレイの数々。
アナルセックスは当たり前。ビーチの沖合いで波に揺られてのセックスや、カラオケボックス店内でのセックスなど、実際に露出気味のプレイも多いぞ!

この「自分の好きな相手だけに裸を透視させる能力」は少し不安定な能力のようで、状況によって服が透けるレベルが変わっていく。
服が透けているのにエプロンだけ透けないとか、水着の紐部分だけ透けないというご都合主義的な場合もあれば、下半身だけ透けている場合、全然透けない場合などもある。
逆に、透明化しすぎておなかの中の子宮までもが丸見えになり、リアル断面図エッチを楽しむことができるようにもなるのだ。
エロゲやエロマンガでしかお目にかかれない断面図表現だが、生々しい内臓が見えたら逆に萎えてしまうんじゃないかと思うのだが…。


■サブヒロインの少女は実際に露出プレイ!
PRETTY COOL」のエロシーンの大半は主人公と彼女だが、サブヒロインとして登場する少女とその彼氏は、実際に露出プレイを楽しむカップルだ。
擬似露出プレイなんかじゃ満足できないというユーザー向けの救済措置かもしれないが、この2人の露出プレイもツボを押さえていてエロい。
露出なんてしたくないのに、したらしたでマ○コをヌルヌルに濡らしてしまうこの露出少女を中心にしても、1冊のエロマンガができてしまいそうだ。

ちょっと残念なのは、主人公たちの通う学校の美人保険医が、完全に引き立て役で終わってしまっているという点。
主人公の透視能力だと勘違いはするものの、服が透けて見えているという能力に気付いたり、主人公たちに目の前でセックスさせてそれを眺めたりと、キャラクターとしての位置づけは重要なのだが、実際に彼女がセックスする場面は用意されていない。
ストーリー進行の都合で彼女の出番はなかったということかもしれないが、チョイ役で終わらせるのは残念に思えたぞ。


露出癖にハマれば最高! 抜ける度数 4 TENGA
前述したサブヒロインの扱いについては多少残念ではあるが、激しくも愛のあるエロシーンは大量に用意されている「PRETTY COOL」。
露出に興味がなくても抜けるが、露出プレイ大好きという人であれば抜ける度数は跳ね上がることだろう。
設定を活かし、「彼女が気付かないうちにエロいポーズを取りまくる」というシチュエーションをもっと増やせば5 TENGAを上げてもよかった作品だ。



PRETTY COOL
著者戦国くん
出版茜新社
発売日2009年2月20日発売
価格1,100円

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2009年03月03日 23時38分