力任せにチンポで突かれまくる女が見たけりゃ「姉系」だ!

「ぐちゃぐちゃに陵辱される女が見たい」と思ったら、「板場広し」は外せない作家のひとり。この「姉系」にしても、持ち味の「ガンガン犯される女の描写」は全編を通して健在だ。普段はクールに振舞っているのにエッチで豹変する、淫乱眼鏡美少女の話もエロいぞ!


姉系」に登場する女の特徴は、全てにおいて淫乱だという点。たとえ口では嫌がっていても、強引に押し倒され、力任せにチンポをねじ込まれると快感に押し流される淫乱女と化してしまう。
最初から嫌がりもせずにセックスを求める淫乱女もいれば、経験が浅いのにどんどんセックスにのめり込んでしまう淫乱女もいる。

巻頭で描かれる「義姉と犯したい(あなたとしたい)」は兄嫁との情事をテーマにした話だが、ここで登場する兄嫁も欲求不満の淫乱女。
嫌がるそぶりを見せてはいるが、義弟とのセックスでスイッチが入ってからはチングリ返しで手コキしながらアナル舐めまでしてしまう。
あまつさえ「おしりのあなおいひい…」なんてセリフまで飛び出してくるのだからこれは本物だ。


姉系」のセックスシーンの特徴は、女がほぼ一方的に陵辱される描写が多いこと。
4話に渡って収録されている「汗と肌の味」の中でも、自分のことを好きだと言ってくれた美少女を押し倒し、おっぱいをしゃぶり、チンポをしゃぶらせるという形で強引なセックスが描かれる。
しゃぶらせ方もフェラチオではなく、頭を掴んで強引にチンポをねじ込むイラマチオだ。

「汗と肌の味」は姉弟の屈折した愛情を描いたものだが、このあたりのストーリー運びはさすがにベテランといった雰囲気。
弟の気持ちに気付いていながら、わざとキモオタを家に招いて見せ付けるようにセックスする姉。
姉の思惑通りにキモオタとのセックスを覗き見ながらオナニーしつつ、イライラを募らせる弟。
お互いに他の人とのセックスを繰り返しながらも、姉と弟が結ばれる最終話のシーンでは、姉の表情に、言葉に、これまでの感情の全てが込められている。


姉系」というタイトルからすれば「義姉と犯したい(あなたとしたい)」や「汗と肌の味」がメインのお話と捉えられるが、うらあきばとしてはセックスにハマっていく眼鏡少女を描いた「牝の子(おんなのこ)」をオススメしたい。
普段はクールに振舞っている眼鏡美少女は、ラブレターを渡して告白してきた冴えない男と、「彼氏イナイ歴=年齢っていうのもなんだし…」というだけの理由で付き合うことにする。

冴えない男が相手でも、「処女でいるよりはマシ」とかいう思考でキスもセックスも経験の一つと捉える眼鏡少女。
ところが彼女はかなり敏感で、ディープキスされただけでもかなりの快感を得てしまうという男にとっては嬉しい体質の持ち主だったのだ。
彼女にとって「処女でいるよりは…」とか「経験のひとつだし…」という思考は自分自身に対する言い訳にすぎない。

この話で面白いのは、クールな美少女が段々とセックスの快感にハマっていき、立派な淫乱女に変貌していく過程の部分。
クラスメイトからは「暗い」「つまらない女」というイメージさえ持たれている彼女が、授業中にシャーペンを使ってオナニーする。
階段の踊り場で彼氏のチンポをしゃぶり、放課後の誰もいない教室で中出しセックスをする。

普段はクールなのに、セックスになると豹変し、淫乱痴女と化してしまう眼鏡美少女はエロい。
クラスメイトの猥談を冷ややかな目で見る彼女が、セックスでは彼氏の上にまたがり、騎乗位ではしたなく腰を振りまくる。
こうしたギャップに萌えると共に興奮してしまう。


陵辱気味の方が好きなS男向け 抜ける度数 4 TENGA
ここで紹介しなかったエピソードでも、多数の淫乱女が登場する。生徒たちに輪姦される女教師であったり、惚れた男を椅子に縛りつけて強引に童貞を奪い去る女であったり、弟の欲情を素直に受け入れるIカップの姉であったり。
全体的に陵辱寄りのエピソードが多いため、ドSに女を責める姿に興奮するという人であれば間違いなく買いだ。



姉系
著者板場広し
出版クロエ出版
発売日2009年2月6日
価格1,050円

キーワード:

2009年02月19日 20時35分