ギャルだらけのエロマンガはエロいということに気が付いた!

アキバ系のエロマンガと、シブヤ系のギャルとは互いに相容れない存在。しかし、エロについては共通点を持っているとも言える。両者のエロい部分を融合させたかのようなエロマンガ「悦具~超エロギャル至上主義」は、アキバ系、シブヤ系、両者にオススメだ!


悦具~超エロギャル至上主義」は、シブヤ系ギャル専門コミック誌チョベコミに掲載された作品9本を収録したエロマンガ。およそアキバ系男子たちが読みそうにない雑誌だが、エロマンガとしてみると十分抜けることは間違いない。


巻頭を飾る「ギャルDEサーセン!!」は、セックスに対してひとかけらも抵抗感を持ち合わせていない典型的なギャル2人が登場する。
服装検査で生活指導の先生に注意を受けても、一向に悪びれる様子がない。それどころか、2人揃って生活指導室に呼ばれたところで本領発揮、「ここマジアッチーし」なんていいながら服を脱ぎだして下着姿に。
あまつさえ、自分から服を脱いだのに「さっきからタダ見してんじゃねーーーよ!」なんていいながら蹴りを食らわせる傍若無人ぶり。このギャル、マジウゼーし!

その後もずっと、完全にギャルのターン。「ウチらにからむのは相手して欲しいからなんだろ!?」などという逆ギレ状態で、先生に顔面騎乗でマ○コを押し付けるわ、チンポを取り出して「ガマン汁出してるのもルール違反じゃね?」なんて言いながら風俗嬢顔負けのフェラテクで責めるわ。
ウザイけどこれだけエロいのもギャルならでは。しっかりギャル2人と(罵られながらの)セックスを楽しめる生活指導員が羨ましすぎるぜ!

「飲みスギはヤバくね?」もギャル2人が登場するお話だが、ずっとギャルのターンだった「ギャルDEサーセン!!」に対し、今回はギャルがやられてしまうお話。
出会い系で男をひっかけ、酒を飲ませて泥酔させ、財布からお金をくすねてバックレる窃盗ギャルの2人は、会社でしょっちゅう接待しているという酒豪のサラリーマン2人組をひっかけてしまい、酔わせて逃げる作戦に失敗してしまう。

酒に酔った勢いもあり、ここからはずっとサラリーマンのターンだ。カラオケルームという密室の中で、サラリーマン2人に犯されるギャル2人。
最初は嫌がって見せるものの、そこは根っからの淫乱ギャルたち。弄られれば濡れる、入れられれば喘ぐ、中出しされて嫌がりつつもイッてしまい、最後には「もっと…もっとしてぇっ!(ハート)」なんてセリフが飛び出してしまうのである。

ギャルというのとは少し違うが、ちょっと変わったヒロインを立てているのが「アスリートギャルひみつレッスン」だ。
ビーチバレーの美女チーム2人組が、成績が振るわないためスポンサーのお仕置きで無理やりエッチさせられるという、「本当はエッチなスポーツ業界裏話」的なストーリー。
生意気なギャルだけではちょっと飽きてしまう部分もあるため、箸休めのような位置づけで楽しめるお話だ。
アイドルなみに可愛いビーチバレー選手が大好きだという人にはオススメしたい。

「誘惑するお隣さん」はある意味では最もアキバ系属性に近いものがあるお話。窓から自由に出入りできる幼なじみのお隣さんが登場し、仕事を失った派遣社員の男となぐさめエッチするのだが、この幼なじみももちろんギャル。
エロゲのような展開にもかかわらず、出てくる女の子がシブヤ系のギャルだというのは違和感があるのだが、エロさにおいてはギャルの淫乱さを存分に発揮していて、そこらのエロゲよりも抜けるという人も多いかもしれない。
画像をクリックしてみると分かるが、「私の方がイイわよね」なんて2人のお隣さんが主人公を取り合う、このシチュエーションが実にエロゲ的だ。



こんなギャルならお手合わせ願いたい 3 TENGA
リアルで出会うギャルはというと、「マジウゼーし!キモイし!」なんて言われそうで、いくらエロくたって実際に会いたいとは思わない。けれど、こうしてエロマンガで見るギャルはウザくてもかわいいしエロい、最高に抜けるオナペットだ。
「やっぱり普通のエロマンガがいい!」という人にあえて勧めはしないが、一度こういうタイプのエロマンガを試してみてもいいのではないかと思う。
罵りながら責めるギャルも、いいおっさんに犯される受身のギャルも、どちらもいいオカズになるぞ!



悦具~超エロギャル至上主義
著者尾山泰永
出版東京三世社
発売日2009年1月30日
価格980円

キーワード: ギャル

2009年02月10日 23時03分