死んだらセーブポイントからやり直し!? 人生リベンジで目指せ! ハッピーエンド!

目に見えない謎の巨大生命体たちが街を襲い、3人の魔女が命を懸けて怪獣たちと戦う。
主人公は「人生リベンジ」という特殊な能力を駆使し、一般人ながらもヒロインと、彼女たちが暮らす街を守るために戦い、ハッピーエンドを目指す。
ニトロプラスの新作「スマガ」を簡単に説明するとこんな感じのゲームだが、作り込まれた設定と練り込まれたシナリオ、オープニングから全力で攻めてくる効果的な演出の数々で、開始直後からプレイヤーをゲーム内にグイグイ引き込んでくれる。

主人公は謎の巨大生命体に対して完全に無力ながらも、「死亡しても記憶を残したまま死亡する前の時間に復活」できるという特殊能力、通称「人生リベンジ」能力の持ち主だ。
「セーブしたところからやり直せるような能力なら無敵じゃね?」と思うかもしれないが、本作の舞台は魔女としての力を持つメインヒロインたちでさえ、明日の命はないかもしれない絶望的な世界。
主人公はヒロインたちが悲しむことも死ぬこともないハッピーエンドを目指し、死ぬほどの痛みに耐えながらも繰り返し生き返り、トライ&エラーを繰り返していく。
未来の一部を知っているという唯一の武器を手に、このセカイの運命を変えるのだ!


●ゲーム開始早々に主人公死亡!? 「生き返りたいか?」ってそりゃモチロンだ!



空から襲う巨大な脅威──悪魔(ゾディアック)と平和を守る魔女(エトワール)の戦場となり、滅亡の危機に陥る街、伊都夏市。
ある日主人公は、何故か自分が大空から落下していることに気づく。理由を思い出そうとするが、どうも記憶喪失であるらしい自分。そうこうするうちに着々と地面が近づいてくるが、主人公にはどうすることもできない。
そんな絶体絶命の危機に瀕した主人公の前に、突然、彗(ほうき)に跨って空を飛ぶ3人の少女たちが現れた。主人公が落下中の空中で、不可視の巨大怪獣・悪魔(ゾディアック)と命懸けの戦いを始める彼女たち。



いきなりの非現実的な状況に混乱する主人公だったが、そんな思考も空しく、地面に激突死してしまう。

──再び意識を取り戻すと、そこは天国神の国。永遠と広がる何もない空間の中、目の前に控える巨大なテレビに映し出された、神様を自称する幼女がこう告げる。

「生き返りたいでちか?」

不幸な運命に敢然と立ち向かう少女たちの姿を思い出した主人公は、空中で出会った少女たちを救うため、自分の死を覚悟して、再びその日をリベンジすることを決意する。しかし、天国と伊都夏市を何べんも行き来するも、思い描くハッピーエンドに到達できない主人公。それどころか事態はまったく違う方向へ進み、目指す結末と違う物語を描き出してしまうことも。
何かこのセカイには謎が隠されている。そう確信した主人公は、さらなる人生リベンジでハッピーエンドを目指すのだが……!?
果たして彼は、彼女たちの、そしてセカイの運命を変えることができるのか?

▲神様は幼女だったのか! いや、幼女は神様だったのか? とにかく神頼みで生き返り、死んでしまう少し前の世界へいくのだ!

▲身体能力的には単なる一般人である主人公の唯一の武器は、自分が死ぬ前に見た出来事=未来の知識。バッドエンドを回避し、ハッピーエンドを目指すのだ!


●3人の魔女と一緒の学園生活を楽しみつつ、ゾディアックの襲撃に命を賭けろ!

何とか自由落下による墜落死を免れ、人生リベンジ能力を駆使して魔女たちにアドバイスをし、ゾディアックを撃退した主人公。
魔女でもないのに大空から落下してきた彼が実はゾディアックなんじゃないかという疑問も残ることから、スピカ、ミラ、ガーネットの3人の魔女に監視される形で、伊都夏大学園(いとげだいがくえん)での学園生活を共にすることになる。
ゾディアックから街を守る彼女たちの存在は通常であれば尊敬を集めてもよさそうなものだが、魔女であるがゆえに、また強すぎる個性が災いして、クラスでは浮いた存在となっている。

魔女を目の仇にする生徒会長の沖 姫々(おき きき)や、スクープを探る新聞部部長の日下部 雨火(くさかべ あまほ)など、魔女たちに負けないくらい個性的なサブヒロインの存在もあり、学園生活は平穏無事には済みそうにないぞ!

▲魔女たちが所属する組織、カルデアの指令、アリデッドの家に居候しながら学園に通うことになった主人公。スピカ、ミラ、ガーネットの3人も学園の生徒だ

▲カルデアの監視対象である主人公は、四六時中魔女たちの監視下に置かれる。いつも一緒だからこそのハプニングだって起こりうる!

▲魔女たちに対するクラスメイトたちの風当たりは悪い。憎み合うほど険悪なわけではないが、街を守っても報われないというのは辛い

▲一般人には不可視の巨大生物、ゾディアックは平均して月に2度ほど襲来する。物理的な攻撃を受け付けず、街を容易に破壊していく悪魔に対抗し得るのは魔女だけなのだ

▲過去に88人存在した魔女たちも、現在はスピカ、ミラ、ガーネットの3人を残して全て戦死してしまった。彼女たちが拠点とする天象儀(カール・ツァイス)が破壊されるときが、セカイが滅ぶときだと言われている

▲自称天才エトワールのスピカと彗に乗って登校。落ちないように抱きつきなさいよ!
▲考えるより先に頭突きがとびだすミラは、3人の魔女たちの中のムードメーカーでもある



▲気が優しくて我慢強いガーネットは、ストレスを溜め込んでしまうことも。こういう子はむしろ包み込んであげたい!
▲3人とも魔女だという以外は普通の女の子なのに、明日の戦いで命を落とすかもしれないなんて…



▲沖は伊都夏大学園の生徒会長にして、街を守る自衛軍の指揮者。魔女に守られるくらいなら潔く死ぬと言うほどプライドは高いが、胸はペッタンコ(無乳)

▲スクープのためならありとあらゆる非合法活動にも手を染める新聞部の部長、日下部。沖の薙刀に消火器1本で渡り合う恐るべき身体能力の持ち主だ

▲「自称正義のマッドサイエンティスト」に、「弾けないギターを背負った詩人気取り」、「パイオツニアを自称する重度のおっぱい星人」と、サブキャラクターも個性的すぎる

▲ミニゲームでもメインイベントに絡んだエピソードでもないのに、女湯を覗くシーンにここまで凝ってしまうところにスタッフの心意気を感じる

▲あの塀の向こうにボインがあるならば、命を賭しても覗かぬ道理はないっ!


●エロかわいいグラフィックが最大限に生きるエロシーン

津路参汰の描くヒロインたちはかわいいだけでなく、見ただけで柔らかさが伝わってくるような質感を持っている。
そのグラフィックが活かされたエッチシーンはとにかくエロい。エロすぎる。
メインヒロインの魔女3人だけでなくサブヒロインにもエッチシーンは用意されているぞ!

▲スピカから「ね、恋人になってみる?」なんて言われ、試しに付き合うことになる。試用期間が終わればつまり、それはそういうことを意味するのだ!

▲中も外もロリっ子のミラは、オナニーすら初めての経験らしい。ここはお兄さんが教えてやらねば!?

▲唾液をたっぷり絡め、大きな胸でパイズリするガーネット。胸に負けずに大きなお尻も魅力的だ

▲サブヒロインの2人にもエッチシーンは用意されているのがうれしいところ。無乳にコンプレックスを持つ生徒会長と! おピンク妄想に突っ走りがちな新聞部部長と!


●「ねんどろいど」に「ライブイベント」と、「スマガ」ワールドに浸れる要素にも注目だ!

荒唐無稽だけどワクワクする設定を上手に料理した「スマガ」は、シナリオ、グラフィック、演出、エロなど、全ての点を考慮した上でオススメできるタイトルだ。
ゲーム本編だけでも十分に満足できる内容だが、スマガのセカイにどっぷり浸りたいユーザー向けに、更なるな楽しみが用意されている。

9月26日~28日にかけて「とらのあな」秋葉原本店2Fの「Cafe with Cat」で開催される「SUMAGA×Cafe with Cat Collaboration Cafe」では、スマガのヒロインをイメージしたメニューが登場する。
また、10月13日には原宿のライブハウス「表参道FAB」で「Star Mine Gig -REAL-」が開催され、「Swinging Popsicle」「Qube」「THE SPIN」「いとうかなこ」ほか、スマガの楽曲を担当するアーティストたちがライブバトルを繰り広げる。
スマガ 特別限定版」に特典として同梱される、スピカ・ミラ・ガーネットの「ねんどろいどぷち」と「背景ジオラマPOP」も見逃せないアイテムだ。

「何をそこまで」なんて一歩引いちゃう人は、まずはメインヒロインごとに分かれた「体験版」をプレイするといいだろう。
きっとゲーム本編を楽しむだけじゃもったいない、そこから広がる「スマガ」ワールドまでしゃぶり尽くしたいと思うようになるはずだ!



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スマガ 特別限定版
ブランドNitroplus
ジャンル人生リベンジADV
発売日2008年9月26日
シナリオ下倉バイオ
原画津路参汰
対応OSWindows2000/XPhome/XPpro/Vista (XP及びVistaは32bitのみ対応)
音声フルボイス
メディアDVD-ROM
価格初回版 9,240円 / 特別限定版 11,340円
詳細はこちら



(C)Nitroplus

2008年09月19日 18時58分