愛情の深さゆえに暴走気味!? ヤンデレヒロインたちから積極的に病的に責められちゃうAVG

壮絶なバッドエンドが多数用意された「鬱ゲー」として有名な「School Days」のアニメ化及び、「最終話の放送休止」「Nice boat.」などで、一般的にも広く知れ渡った“ヤンデレ”と呼ばれるヒロインの存在。
愛情の深さゆえ、思い込みの強さゆえ、病的な執着心や行動で暴走してしまうその特性は、リアルで出会ったら実に恐ろしいもの。しかし、ゲームの中で接する分には愛情の深さを感じられるという側面もあり、想像以上にファンが多いというのもまた事実。

そんな“ヤンデレ”をテーマにし、ヤンデレヒロインのみが登場する作品が、脳内彼女の新作「やみツキ!」だ。
「ヤンデレそれは純粋な愛」をコンセプトに、ちょっと情が深すぎるために暴走してしまうヒロインたちが、過激に主人公を責め立てる。
ヒロインは全員ヤンデレ、とは言っても「スクイズ」のようなスプラッター表現はないから安心してヤンデレを楽しむことができるぞ！



主人公の高安俊雄（たかやす としお）は、幼なじみの「都筑美琴」から「女顔」だというコンプレックスをバカにされる以外は平穏な日々を送っていた。
そんなある日、ひょんなことから学園一の美少女「箕村つかさ」に告白することになってしまう主人公。だが、そのラブレターは間違ってヤクザの一人娘である「八神きひろ」の手に渡ってしまい、さらに告白に感激した彼女は主人公に惚れてしまうことに！

きひろのラブアタックを振り切るために、本当の彼女をつくろうと、主人公はあらためてつかさに告白する。
驚いたことにつかさは、そんな主人公の告白を受け入れてくれる。しかし喜んだのもつかの間、なぜか彼女は主人公に女装を強要し始める。実は彼女、昨年の学園祭で女装した主人公に一目惚れしていたのだ！

さらに美琴のかわいいほうの人格「みこ」も危機感から主人公へのアタックを開始し、ついでに優しくされて勘違いした担任の先生まで大人の魅力で責めてきた！









八神きひろ（やがみ･きひろ）　　／　ヤクザの一人娘

身長：160cm　体重：48kg
B／W／H：83／63／85
　CV：野神奈々

ちょっとファンタジーな女の子。ノリ突っ込みなどが得意でとても明るい性格。
可愛い容姿で学園での人気は高いが、ヤクザの父親が怖くて誰も手を出さず、アンタッチャブルと呼ばれる。
それゆえまともな恋愛はできないと諦観し、男女の交際にあこがれている。

ヤクザの一人娘という境遇から決して恋に縁がないと思っていたが、主人公の告白に感激し、これが自分の運命の人だと激しい思いを寄せるようになる。
以後、告白してきた主人公にべたぼれし、主人公を喜ばせようと手練手管をつくしてエッチをしてくる。



箕村つかさ（みのむら･つかさ）　　／　倒錯趣味のお嬢様

身長：158cm　体重：49kg
B／W／H：84／62／82
CV：桜坂かい

長髪、着物の似合う和的な雰囲気で、ほっそりしてスタイルもいい学園のアイドル的存在。
様々な男子から告白されるが、実は男性恐怖症でなかなか男子に触れることができず、全て断っている。

過去に学園祭で女装した主人公が気になるようになり、ずっと思いを胸に秘めている。
性格的には大人しいのだが、主人公のこととなると病的に執着しはじめる。



都筑美琴（つづき･みこと）　　／　二重人格な幼なじみ

身長：153cm　体重：45kg
B／W／H：73／54／76
CV：民安ともえ

二重人格を持つ幼なじみで、主人公の妹的な立場だった腐れ縁な幼馴染。
主人公を慕う妹的な「みこ」と、主人公に高圧的な「美琴」に人格が別れている。
学園では誰にでも優しくかわいいと評判の女の子「みこ」だが、主人公の前でだけ人格が「美琴」に変わり、苛めてくる。

美琴の性格はかなりきつめで、主人公はこっちが本当の性格だと思っている。
徐々に主人公と仲良くなっていくきひろやつかさに焦りだし、主人公へ接近していく。



霧島耶絵（きりしま･やえ）　　／　ダメダメ先生

身長：168cm　体重：58kg
B／W／H：92／61／88
CV：みる

おっとりとして間延びした口調の威厳の無い先生。学生たちに可愛がられている。
威厳のない自分にお落ち込んでいることもしばしば。学生の間では耶絵ちゃんと呼ばれている。

落ち込んでいるところを主人公が慰め、優しく接したことで惚れられてしまう。
主人公が自分の好みのタイプなので、優しくするとすぐにエッチに迫ってくる。
基本的に自分の欲望を抑制できない駄目な大人。



ヒロインたちのタイプはそれぞれ違うけれど、思い込んだら突っ走ってしまうという点では共通している。
エッチシーンにおいては主人公はほぼ受身で、望まぬプレイだろうがなんだろうが、ヒロインたちの思い通りに弄ばれてしまうことばかりだ。
男として悔しい半面、積極的にエッチに迫ってくるのはうれしくもある。M気質のある男性諸君にしてみれば「男なのに悔しいけれど感じちゃう！ ビクビクッ！」というシチュエーションは願ったり叶ったりだ。








ヤンデレというのはつまり、強すぎる愛情・感情が受け入れられなかった場合に、その矛先を変えてしまうことと考えられる。
そうであれば、ヤンデレヒロインのひたむきな思いを全て受け止め、受け入れることができれば、そこには純粋な形の強い愛が生まれるだろう。

失敗してもスプラッターな結果にはならない本作（酷いシチュエーションになっちゃうエンドはあるけどね）は、ヤンデレの世界への入り口として、手軽に楽しむことができる作品とも言える。
女の子に責められたいドMな男性であればなお、たっぷりと楽しむことができる作品だ！

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やみツキ!
ブランド	脳内彼女
ジャンル	血の流れないヤンデレAVG
発売日	2008年7月25日
原画家	あおぎり ぺんた
シナリオ	西田一・蒼夜・立ち棒・蠍火・生田あわる
主題歌	「放課後ストーキング」 作曲：udn　作詞：西田一　歌手：白羽 美依 BGM：磯村カイ(TONAKAI sound works)　Sound Team UI-70
キャスト	八神きひろ：野神奈々 箕村つかさ：桜坂かい 都筑美琴　：民安ともえ 霧島耶絵　：みる 中務康平　：こんつ 土谷幹久　：櫻井ありす 久保田仁　：永倉仁八 八神隆治　：島袋恵壱
メディア	DVD-ROM（1枚）
プレイ時間	10時間以上
攻略キャラ	4人
エンディング数	8
CG枚数	80枚以上（差分含まず）
HG率	65％以上
Hシーン	35程度
価格	9,240円
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