発売前から秋葉原で主題歌イベントが開催されるなど、注目を集めている
Side-Stepの「あんでる」ブランドのアダルトアドベンチャー最新作「
るるるとささらの先生☆教えて ~ボクは女のお坊っちゃま~」がいよいよ発売される。大財閥の跡継ぎにふさわしい人物になるため男の子として育てられた無垢な箱入り少女に“性の教育”をたたき込むというウッハウハなシチュエーションの本作を「おたスケ」で電速レビューなのだっ!
●執事やワガママお嬢様に引っかき回されながらの“ドタバタ性教育”!
物語は、教員をめざす大学生・津積保彦が、日本でも5本の指に入る醍琴山(だいぎんざん)財閥の跡取りである子供の家庭教師として財閥が所有する島へ向かうシーンから始まる。「跡取り」という立場から男の子だという先入観を持っていた主人公だが、その教え子「醍琴山るるる」は男の子のようなズボンを履き、男子用トイレで用を足す変わった女の子だった。
アルバイトを紹介した先輩「白久万ひたち」によると、るるるは「亡き父親の教育方針で性教育を一切受けていない」らしく、自分をとりあえず「オトコノコ」だと認識している様子。そして普段の勉強よりも「
男性と女性の違い」「
性教育」をるるるに教えてあげて欲しい、とのこと(ただし最後の一線は越えちゃダメ)。主人公はイジワルなツンデレ執事「
三津菱きりか」に邪魔されたり、ワガママなお嬢様「
醍琴山ささら」にさまざまな横ヤリを入れられながらも、るるるを心身ともに「女の子」に戻すために奮闘するのだ!
▲醍琴山家の所有する島に向かっている途中。男の子の(と勘違いしている)写真を眺めながら、妙な違和感を感じる主人公。その違和感は男として間違っていないっ!
▲「醍琴山るるる」と初対面。興味津々なこの視線にいきなりグラっときてしまう(笑)。後ろにはアルバイトを紹介してくれた先輩「白久万ひたち(左)」とイジワル執事の「三津菱きりか(右)」
▲この子、勉強はトップクラスなのに、「男性」「女性」の区別など、性の知識がまったくない「超」がつく箱入りの女の子だった!
●「るるる」だけじゃなくみんな変わってる!?
というわけで、主人公以外のメインキャラはみんな女性。そんな中で性教育なんて、まさに秘密の楽園……とはいかないようで、亡き主人の意志を継いで
るるるを「オトコノコ」として育て、主人公に対してツンツンな態度を取る執事、
三津菱きりかや、自分が楽しければまわりの苦労も気にしないワガママお嬢様、
醍琴山さららなどの
我の強い個性にあふれた女性に翻弄されながら一ヶ月間過ごすことに。果たしてるるるは正しい性教育を学ぶことができるのか!?
▲「東柴大せいか」は醍琴山家に仕えるたった一人のメイドさん。よくコケるドジっ娘。気のせいか登場人物の名前がみんな涼しげ
▲きりかに「いつものお仕置き」をされるせいか。こんな感じのコミカルなシーンもバランスよく入っている
▲るるるの親戚で同年代の「醍琴山ささら」は性知識をもった普通の女の子。わがままで破天荒という性格を除けば(笑)
▲ツンツンしているきりかだが、自分の否を認める素直な一面も。展開次第では恋仲にもなるぞ
▲眼鏡っ娘、白久万ひたちは主人公の憧れの存在だが、実は醍琴山家の今後に深く関わる存在だったりする
●「一線を越えるな」って、無理に決まってんだrqあwせdrftgyふじこ!!!1
そして始まった「性教育」だが、トラブルメーカーである
ささらによって思わぬ急展開を見せるぞ! 教育を邪魔しようとする
きりかの行動がアダとなり、主人公の「ぞうさん」(命名:
ひたち)をいきなり見せてしまうハプニングも……ゆとり教育世代にはまぶしすぎる“超飛び級”に目が離せないっ(笑)
▲「ぞうさん」を見つめる無垢な表情。先輩に性教育を頼まれたときに「一線を越えるな」って釘をさされたけど無理そうです……
▲朝起きるとささらに全身を縛られてる! 二人に凝視された上“人体実験”と称しコネコネ……やめて~! いややめんといて~!
▲主人公の「ぞうさん」を見て以来ドキドキが収まらなくなってしまったるるるの行動はエスカレート?
そして「セックスを知るためにはセックスを見せるしかない」という流れになり、「教育」の為の性行為が繰り広げられる。ここには掲載していないが、もちろんるるるのルートも存在するぞ。すべて見せるワケにはいかないので、自分の目で確かめよう!
▲ひたちも今まで以上に「協力的」。これはフラグ立っちゃった!?
▲るるるに「男の子」として一貫した教育をしていた執事のきりか。実は○○だった!
▲クリア後にもう一度プレイすることでアノ人のルートも登場! ってバレバレですがな(笑)
●男の子のまま一ヶ月を終えるか、女の子になれるか……主人公の選択次第
るるると醍琴山財閥の将来はどうなるのか?
るるるにとって初めての男性、そして運命の相手になれるのか? はたまた他のヒロインと結ばれるのかは、物語を通した主人公の選択によって大きく変化する。何気ない選択肢も物語に関わってきたりするので、何度もプレイしてみよう。
▲るるる自身が選択するのは男か? 女か? それは主人公の行動次第で変わってくる。女の子になれなかったとしても決してバッドエンドというわけではなく、その後の選択次第でどちらにもハッピーなエンディングが用意されているので諦めないようにっ!
基本的に「悲しいエンディング」というのは無く、どのルートも後味は悪くないので、エロゲ初心者や、近年のヤンデレブームに疲れた人にもオススメだ。各キャラクターのアダルトシーンも力が入っているので、ツンデレやメガネっ娘、メイドなどさまざまな属性の人にもオススメできちゃう作品なのだ。今年の夏は「
るるる」たちとの楽しい一ヶ月間を過ごしてみない!?
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