2006年春に、「オタクのリアルな恋愛と自分探し」を描いた斬新なアダルトゲーム「
はちゅかの」でデビューしたブランド「
めろめろキュート」に、一年ぶりの新作が登場! ある日自分が吸血鬼であることを知った主人公によるちょっとシリアスなストーリーの18禁アドベンチャーゲーム
「吸血奇憚 ドラクリウス」は、「
めろめろキュート」が得意とする個性的なキャラクター・シチュエーションに加え、さらなる深みを増すために一年以上の歳月をかけ執筆された「シリアス」と「萌え」を両立させた深みのあるシナリオが特徴。発売前に入手した画像をたっぷりご紹介しよう!
+ あらすじ +
父方の祖父からの手紙を携え潤の前に現れた少女―― ベルチェ。彼女から手紙を受け取り、自らの出生について聞かされたとき、潤の生活は平凡から逸脱してしまうのだった。
真祖の吸血鬼の血を引いた潤。またその血が目覚めたことにより、日常と別れを告げ異端なるものとして生きる運命を背負ってしまった主人公の苦悩と、その主人公の血を求め、ある者はそれを滅ぼすため、またある者はその高潔なる血を次世代に残すためにと様々な運命の歯車が主人公を中心に廻りはじめる。
そして同時に、その運命を受け入れ成長していく主人公・潤とさまざまな思惑を秘めた個性的なヒロインたちのストーリーがそれぞれに絡み合い複雑な物語を織り成してゆく……
『人間性とは、人間しか持ち得ないものなのか?』
●昼と夜、光と闇でがらっと変わるイベントシーン
このゲームのキーワードは“二面性”。吸血鬼が活動する「昼」と「夜」では音楽もイベントシーンの雰囲気もまったく異なるのだ。昼間は学園モノドラマのようなまったりとした雰囲気となっており、登場するエロシーンも比較的ソフトなものが多い。
▲クラスメイトの操にはちょっと秘密が
▲ベルチェはこれでも180歳超!
▲主人公の許婚・リアンと専属メイド・ゼノ
物語が大きな展開を見せるのは、“非日常”を描いた夜のシーン。昼間とはうってかわってシリアスなストーリー展開となっており、主人公をはじめとしたキャラクターの心の内面にも深く切り込んでいる。
▲夜は一転してアクションシーンと重いストーリーがメインとなっている。夜のシーンが映えるのも、昼間のまったりした日常があるからこそだ。そして吸血鬼と言えば「血」。夜のイベントは画面が血に染まるシーンが多い!
●もちろんエロシーンもあるぞ
練り込まれたシナリオが目を引く本作だが、18禁アドベンチャーゲームとしてエロいシーンもたっぷりと用意されている。今回はその一部をご紹介しよう!
▲寝ぼけたベルチェが見せるかわいい一面
▲許婚のリアン
▲ニンニクじゃなくてタマネギプレイ!?
▲さまざまな人間(?)関係が交錯する重厚なシナリオによって、エッチシーンへの思い入れも高まるのだ
●キャラクター
さて、ここからは
「吸血奇憚 ドラクリウス」に登場するキャラクターをご紹介しよう。メインキャラクターは主人公を含め6人。それぞれが何らかの秘密を持っており、物語の進行とともに、覚醒などで明らかになってゆくぞ(キャラクターの画像をクリックすると全身像が表示されます)。
メインキャラクター
おぎしま じゅん
荻島 潤
本作主人公。
ぱっと見だと男か女かわからない風貌をしている。
持っている能力を活かし、現実に活用するタイプ。父親は潤の幼少時から行方不明。そのため潤は母親と二人で暮らしていた。だがその母親も病で4年前に他界。以後は自宅にて一人暮らし。実は父親が真祖の吸血鬼でその血を受け継いでいるが、(他界した母親もそのことに関してはふせていたため)潤本人は自覚・認識していなかった。
ある事件をきっかけに、潤の中で眠っていた(強制的に眠らされていた)吸血鬼としての血が目覚めることになる……。
エルシェラント・ディ・アノイアンス
(CV:かわしまりの)
通称、ベルチェ。潤の父方の祖父が使わした一級メイド。
潤がブランドル家の家督を継ぐに相応しい人物かどうかを見定めるため来日。魔力を封印された潤を一人前の吸血鬼に育て上げようとする。幼い姿とは裏腹に180年以上生きており、時代によっては「叫喚の魔女」と呼ばれていたこともある。
リカ・ペンブルトン
(CV:新堂真弓)
愛称、リカ。
潤のクラスメイト。対吸血鬼組織ダイラス・リーンに所属。
潤に吸血鬼の血が流れているとの情報をキャッチし、吸血鬼の血が目覚める前に殺そうとやってきたエージェント。
ヴィスケス
(CV:楠鈴音)
愛称、クェス。
ダイラス・リーンでのリカの先輩。リカからは「先輩」と呼ばれ親しまれている。
愛称、リアン。
吸血鬼の貴族のひとつディメルモール家の四女。潤の許婚。
ベルチェによって潤がブランドル家の家督を継ぐに相応しい人物かどうかの見定めが済むまで来日する予定ではなかったが、結果を待てずに来日。荻島家へとやって来る。
ゼノ・ジェイルバーン
(CV:まきいづみ)
愛称、ゼノ。リアン専属のメイド。
リアンに嘘を教えて、その後の行動を見て楽しんでいるお茶目な一面もある。リアンに仇名す者は誰であれ敵と認識する。
たかやなぎ みさお
高柳 操
(CV:成瀬未亜)
潤に好意以上のものを抱いている幼なじみ歴11年の男の子でクラスメイト。ちょっと脳が緩いが成績が悪いわけではない。毎朝、一緒に登校するため潤を迎えにやって来る。
サブキャラクター
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水野可南子(CV さくらはづき)
潤らのクラスメイト。委員長顔なのでみんなから「委員長」と呼ばれてるいるが、実際は副委員長で、委員長は修司。自分の仕事の他につい他人の仕事もこなしてしまうタイプ。潤に淡い恋心を抱いている。
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宮田桜(CV 茶谷やすら)
リカがアルバイトをしているファミレスの同僚。明るい性格で元気いっぱい。だけどちょっとヤンキー気味。潤が過去に同店でバイトをしているときに入ってきた(バイトの)後輩。潤のことが好きでアタックしている。
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▲函南修司(CV 永倉仁八)
潤と操のクラスメイトで親友。潤のよき理解者でもある。剣道部に所属しており、女子に人気が高い。
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笠井創平(CV 広野大地)
ちょっとでもかわいい子には見境も節操なく声をかけるナンパな人、と学園中に知られているナルシストな上級生。そんな性格が知られていても顔がいいので成功率が高い。転入して来たリアンに早速ラブレターを出している。過去に操にラブレターを出したことも。
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久住秀介(CV 中澤アユム)
潤らのクラスメイト。2年生になってから一度も学園に来ていない。病気で長期欠席扱いになっている。
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●クリエイターの熱い想いが伝わってくる「読ませる」作品
二年の制作期間を経て完成した
「吸血奇憚 ドラクリウス」。「昼」と「夜」、「まったり萌え」と「シリアス」の変化による緊張と緩和が全体の流れやテンポをうまくコントロールしている。シナリオもうまく練られており、物語に登場する難解な単語や複雑な人間関係も主人公視点で説明が加えられるなど、ユーザーを引き込むテクニックが随所にちりばめられており、プレイしているうちにこの世界観にグイグイ引き込まれるぞ。今回は体験版のみのレビューのため「抜きゲー」としての評価は未知数だが、きっと期待に応えるデキになっているハズだ!
●製品情報
吸血奇憚 ドラクリウス
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(C)めろめろキュート ドラクリウス製作委員会 |
発売ブランド | めろめろキュート |
発売予定日 | 2007年5月25日 |
販売区分 | 18禁 |
ジャンル | 吸血奇譚アドベンチャーゲーム |
プロデュース | MOKA |
原画 | なるみすずね、瑠奈璃亜 |
シナリオ | 藤崎竜太 |
音声 | 主人公以外フルボイス |
メディア | DVD-ROM |
おまけ | CG鑑賞・Hシーン再生・BGM鑑賞 |
動作環境 |
OS | Windows 98SE/Me/2000/XP |
CPU | PentiumIII/500MHz(推奨 PentiumIII 800MHz) |
メモリ | 64MB(128MB以上推奨) |
HDD | フルインストール 3.8G |
ディスプレイ | 800×600、High Color表示可能な環境(true Color推奨) |
DirectX | DirectX8.1以上必須 |
サウンド | DirectSoundに対応しているPCM音源を再生可能なサウンドカード |
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価格 | 9,240円 |
Amazon価格 | 7,567円 |
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